ベルリンの名門クラブ「Watergate」21周年を有名DJたちが祝福｜アニバーサリースペシャルプログラムが開催

9月29日を皮切りに12月1日まで、ベルリンのクラブ・Watergateの21周年を記念したスペシャルプログラムが開催中だ。

最新のサウンドシーンと共鳴するベルリンの名門クラブが21周年イベントを開催

ステファン・“ストッフェル”・ハック、ウルリッヒ・ヴォムバッハー、ニクラス・アイヒシュテットの3名によって2002年10月26日にオープンしたクラブ「Watergate」が今年で21周年を迎える。

いくつもの有数クラブが点在するクロイツベルク地区に位置し、シュプレー川が一望できるWatergateは、ベルリンのクラブシーンを象徴する存在。当初の建物を一からリノベーションし、6ヶ月かけて2つのフロアーを持つ現在の空間が出来上がったという同クラブは、都市開発、パンデミック、世界情勢など、様々な困難を乗り越えて今に至る。

2023年9月29日を皮切りに12月1日まで、21周年を記念したスペシャルプログラムが開催。ダブファイア（Dubfire）、ジョイ・ベルトラム （Joey Beltram）、サマ・アブドゥルハーディー（Sama Abdulhadi）、レコンダイト（Recondite）、8ケイス（8KAYS）、ルイ・ベガ（Louie Vega）、カール・クレイグ（Carl Craig）、スヴェン・フェイト（Sven Väth）など、親交の深いトップアーティストたちがお祝いに駆け付ける。

90年代のレイヴ・ツーリズムとミッテ地区からクラブが次々と移転していくのに伴い「Watergate」も移転しましたが、シュプレー川のすぐそばにあるこの場所を見つけた時からここで繰り広げれられる魔法を感じていました。ベルリンのクラブカルチャーはハウスやテクノだけに限ったものではありません。私たちはそのことをクラブをオープンするずっと前から知っていました。
 
1980年代初頭のポスト・パンクやインダストリアルから、ヒップホップによってもたらされた変化、初期のアシッド、ソウル、レゲエやドラムンベースのような世界的なサウンド・カルチャーの輸入され、即座に適応されます。ベルリンは常に、そして今も新しい音楽やカルチャーのために耳を傾けているのです。

ステファン・“ストッフェル”・ハック、ウルリッヒ・ヴォムバッハー、ニクラス・アイヒシュテット

Watergate X – The Movie