xiangyuが自主企画＜香魚荘＞で提示した新たなイベントのカタチ｜ライブレポートが到着

xiangyuが昨年に続き2度目となる自主企画＜香魚荘（シャンユーソウ）＞を、昨日8月25日（火）に渋谷O-nestからオンラインにて開催した。そしてこの度、その模様を収めたライブレポートが到着した！

ライブレポート：xiangyu＜香魚荘＞

今年はコロナ禍ということで、＜香魚荘＞は会場だけでの開催は現実的に難しく、クラウドファンディングの活動報告のページを通じて、開催に向けての状況が事前ミーティングという形で伝えられていた。「xiangyu主催＜香魚荘#02＞開催！　新たなイベントのカタチを探ります！」とクラウドファンディングでも掲げられたスローガン通り、バラエティ豊な内容となっていた。

ライブでは、イギリス在住のBO NINGENのフロントマン・Taigen Kawabeによるソロプロジェクト・Ill Japoniaがイギリスの自宅から、カメラマンの雨宮透貴と共にオンラインにてライブを行うなど、物理的な距離を超えた対バン形式のライブが実施された。そのほか、会場では生電話を通じてのコミュニケーションを行うなど、海外と日本をリアルに繋ぐ演出も。

また、昨年に引き続き出演したテニスコートはコント枠にて、アニメーションによるコントの動画と生でのライブを行うなど、配信を軸としたパフォーマンスを繰り広げていた。

トークイベントでは、オリガミ・イーティーエス合同会社（JAXAベンチャー・アンバサダー）の安部眞史と小林高士、そして宇宙図鑑の編集を手掛ける小林由佳をゲストに迎え、宇宙衛星から見たコロナ前とコロナ後での環境の変化や宇宙における謎について、様々な角度からテレビ番組風に展開していた。

そしてイベントの最後には、xiangyuの活動拠点でもある寿町の実態を、ワイプ映像を取り入れた演出でxiangyu本人が解説したほか、ゲストに寿日雇労働者組合の近藤昇を迎え、コロナ禍での寿町の今や日雇い労働の実態をリアルに話していた。

テレビ番組のような2時間半の構成で、会場にも20名弱の観覧者を入れるなど、今後の新たなオンラインイベントのカタチを模索していた＜香魚荘＞。本イベントは8月30日（日）までアーカイブ配信も行っているので、是非チェックしてみて欲しい。

Photo by 横山マサト

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