AppleがアメリカにiPhoneの組立工場を新設し全てのiPhoneの組立を行なった場合、価格が20%上昇するかもしれません。
ドナルド・トランプ大統領のアメリカ国内に工場をつくれば対中関税の影響を受けないとの発言をうけて、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが試算を行なったものでCNBCが報じています。
Apple prices may increase because of the massive Tariffs we may be imposing on China – but there is an easy solution where there would be ZERO tax, and indeed a tax incentive. Make your products in the United States instead of China. Start building new plants now. Exciting! #MAGA
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年9月8日
「Apple製品の値段が上がるかもしれない、なぜなら高額な課税を中国に課すことになるかもしれないからだ。でも、関税を“ゼロ”にする簡単な解決法があるし、税優遇措置もある。中国ではなくアメリカ国内で製品を製造すればいいだけだ。新しい工場を作ろう。エキサイティングだろ!」
iPhone生産ライン完全にアメリカに移動されると20%の価格上昇
バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの試算によると、iPhoneの生産ラインを完全にアメリカに移動した場合に販売価格は20%上昇。
10%、50%の以降でも、それぞれ8%、14%の価格上昇が想定されるとしています。
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