カリフォルニア州パロアルトにあるAppleの店舗Apple Palo Altoが12時間のうちに2回も展示機の窃盗被害にあったようです。
計1,000万円相当のiPhone XSなどが盗まれる被害
『Palo Alto Online』によると、Apple Palo Altoが最初の被害にあったのは現地時間9月22日(土)の午後7時。
8人の容疑者は9月21日(金)に発売されたばかりのiPhone XS、iPhone XS Maxを含む約650万円(57,000ドル)相当のアイテムを盗み逃走。
さらに、9月23日(日)の午前5時50分に通りかかった通行人がApple Palo Altoのガラスが割られていることを発見。
約560万円(50,000ドル)相当のiPhoneやiPadなどが盗まれていたとパロアルト警察が明かしています。
Apple Palo AltoはAppleの新社屋であるApple Parkから車で約20分の距離にあるため、新製品の発売日などにティム・クックCEOをはじめとしたAppleの幹部もよく訪れる店舗として知られています。
iPhone XS、iPhone XS Maxが発売された9月21日(金)にもティム・クックCEOが店舗を訪れていました。
品薄になり市場価格が上がりやすい新iPhone発売直後のタイミングを狙った計画的な犯行であることが考えられます。
Appleの店舗に展示されているiPhoneなどのデバイスには特別なOSが搭載されており、店舗から持ち出すと利用できなくなる仕組みになっているようですが、Apple Storeを標的にした窃盗、強盗事件が頻発していることから何らかの追加対策を講じる必要がありそうです。