Apple Watch Series 4で利用できる新機能「転倒検出機能」が人命を救うことに貢献した例が報じられています。
Apple Watch Series 4 は、激しく転倒した場合にそのことを検知し、手首を叩いてくれるほか、警告音を鳴らし、画面にメッセージを表示してくれます。そのまま緊急通報サービスに連絡するか、または「転びましたが大丈夫です」をタップするか、下にスクロールしてから「転んでいません」をタップして通知を閉じるかを選択できます。
引用元:Apple Watch Series 4 で転倒検出機能を使う
新Apple Watchの「転倒検出機能」が人命救助に貢献!
スウェーデンのメディア『Aftonbladet』によるとApple Watch Series 4がグスタヴォ・ロドリゲスさんの命を救う助けをしたようです。
ロドリゲスさんはガスコンロを使用して料理をしているときに、突然背中強い痛みを感じ転倒。
このときガスコンロの火はついたままで火事になる危険性もありました。
Apple Watchは転倒を検知し、緊急通報を行うか確認してきたようです。
実際に緊急通報は行わなかったものの、携帯電話が別の部屋にあったためApple Watchを使用して近くに住む義母に助けを求めガスコンロの火を消してもらい、病院に緊急搬送され事なきを得たそうです。
この転倒検出機能は65歳以上の場合は自動的にオンになっていますが、64歳以下の場合はデフォルトではオフになっています。
いざという時のために転倒検出機能を有効にしておいた方が良いかもしれません。
転倒検出のオン/オフを切り替える方法
転倒検出のオン/オフを切り替える
1. iPhone で Apple Watch App を開き、「マイウォッチ」タブをタップします。
2. 「緊急 SOS」をタップします。
3. 「転倒検出」のオン/オフを切り替えます。
引用元:Apple Watch Series 4 で転倒検出機能を使う
Apple Watch Series 4を紹介します — Apple
Apple Wactch、心拍数の異常を検知する機能でも多くの命を救った実績
Apple Watchには心拍数の異常を検知する機能があります。
この機能により重篤な状態になる前に医師の診察と治療を受けることができ命が救われたという例が多数報告されています。
心拍数通知設定方法
特に運動をしているわけではないのに、10分間高い心拍数の状態が続いた場合にApple Watchが通知してくれるよう設定することが可能です。
Apple Watch 心拍数通知設定方法
1.iPhoneでApple Watch Appを開きます。
2.「マイウォッチ」タブをタップし、「心拍数」をタップします。
3.「高心拍数」をタップし、BPM値を選択します。※心拍数の通知機能は、Apple Watch Series 1以降でのみ利用できます。
引用元:心拍数。その意味と Apple Watch での表示方法。|Appleサポート
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