今年末にも発表される可能性が示唆されているApple Watchの新シリーズ「Apple Watch Series 6」。睡眠検出機能の改善や新たな機能「ストレス検知機能」の追加など、さまざまなアップデートが期待されている中、この度さらなる新機能が追加されることが明らかになった。

今年末発表のApple Watch Series 6に新機能が追加か?

情報によると、Apple Watch Series 6には「睡眠状態や血中酸素濃度、心房細動の検出や脈拍数などを測ることができるセンサー」が搭載されるようだ。中でも、血中酸素濃度を測ることができるようになるのはApple Watch Series 6からとなる。このセンサーの搭載により、「スマートウォッチの検出機能の正確さにおいて、他のウェアラブル端末を引き離し、Apple Watchがリードし続けることになる」だろうとまで伝えられている。

この血中酸素濃度を測るセンサーは、<WWDC 2020>で発表された最新iOS「iOS 14」のソースコード内で搭載される可能性が示唆されており、そのソースコード内ではどのような機能になるかも詳細に判明している。健康的であるとされる指標の95〜100%の血中酸素濃度を下回ると、本センサーが作動し使用者に対し通知する仕様となるようだ。現状、この機能がApple Watch用の最新OS「watchOS 7」へのアップデートで全機種に対応することになる可能性もあるが、Apple Watch Series 6だけの新機能となる可能性が高いことも合わせて指摘されている。

今年10月にはiPhoneのフラッグシップモデル「iPhone 12」シリーズの発売も控えているApple。そのほか、ARMプロセッサ「Apple Silicon」を採用したMacシリーズも今年中に発表される可能性も。今後の情報に注視したい!

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Photo via EverythingApplePro(YouTube)