今月初頭に開催されたデベロッパー向けの国際カンファレンス＜WWDC 2019＞で発表されたAppleのスマートフォンiPhoneのOS「iOS 13」の新たな機能が判明した。
「iOS 13」のマップで友人と到着予定時刻、位置情報を共有可能
＜WWDC 2019＞では「iOS 13」のApple Mapsの機能について、Google Mapのストリートビュー機能のように道路や建物の詳細な情報が得られるようになる、と発表されていた。今回判明したのは他のデバイスに自身の到着予定時刻や現在地情報について共有できる「Share ETA（Estimated Time of Arrival）」と呼ばれる機能だ。
本機能を活用すれば、目的地までの自身の到着予定時刻や、また現在地の情報まで共有することもできるようになるという。友人や家族などと合流する場面で、遅れてしまったり、道に迷ってしまったときに役立ちそうな機能だ。また到着予定時刻は、マップを使用している限り自動的にアップデートされていくので、交通に支障が生じた場合などでも、その分到着予定時刻が更新されていく仕様となっている。
またこの機能はアドホックの機能になっているので、自身の位置情報が共有される状態が続くわけではなく、一度合流してしまえば、その場で自動的に共有は終了される。プライバシーの面においても心配の必要はなさそうだ。
さらに自宅や勤務地などの位置情報をお気に入りに入れておけば、配偶者や家族に自身が帰宅するタイミングを自動的に共有することも可能になる。例えば、仕事終わりに勤務地を出れば、帰路についたという情報が家族に自動的に共有されることになる。
Apple Mapsの機能ひとつをとってもこれほどのアップデートがある「iOS 13」。まだまだ魅力的な機能がたくさんあるので、iPhoneをご利用の方はお楽しみに！
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