現地時間3月27日にアメリカのシカゴで開催されたAppleの教育イベント。
事前に予想されていたように低価格でApple Pencilが使えるiPadが発表されました。
新しい9.7インチのiPadの販売価格は?
新しい9.7インチのiPadは32GBのWi-Fiモデルが37,800(税別)からの販売。
これまでのiPadと同じ価格でありながら、Apple Pencilが利用可能で高性能なA10 Fusionチップも内蔵されています。
これまでのiPadと比べた変更点を確認していきます。
A10 Fusionチップを搭載でよりサクサク動作に!
A10 Fusionチップが新たに搭載されているため、「40%速いCPU性能と50%速いグラフィックス性能」が実現。もちろん、iPad Proのほうが細かい性能は上ですが、Apple Pencilにより可能となるクリエイティブな作業にも耐えうるように性能がアップしています。
さらに、Appleが昨年ARKitをリリースするなど力を入れているAR。負荷のかかるARアプリもより快適に使用することができるようになりそうです。
iOS11で可能となったマルチタスキング、スプリットビュー(画面分割)も旧モデルと比べてサクサク行うことができるようになります。
iOS、iPadに最適化されたApple Pencilが使える!
やはり一番大きな変更点はApple Pencilが使えるようになったことではないでしょうか。
Apple Pencilはただのスタイラスペンではなく、iOS・iPadに最適化されたスタイラスペンで細かい筆圧の変化を感知することができます。
Apple Pencilは絵を描くだけと思われがちですが、Apple Pencilでできる便利機能をいくつかご紹介します。
メモアプリでメモを簡単に取れる
iOS純正のメモアプリで手書きのメモをさっと取ったり、有料のアプリですが「Notability」では録音しながらメモを取ることができて、どの話を聞いて取ったメモなのか後から確認することもできます。
気になったニュースをスクショしてメモをつけて転送
PDF、写真、ウェブ上の気になった記事に手書きのメモをつけてメールですぐに送信することができます。
iOS11ではスクリーンショットを撮るとすぐに、加工画面が立ち上がるので注目のポイントや確認してほしい箇所を簡単に指示することが可能です。
もちろん絵も描ける!
もちろんApple Pencilで絵を描くことも可能です。Adobeから便利なアプリが無料で使用することができる高機能な複数出ています。
ご紹介した機能以外にも様々な使い方ができる「Apple Pencil×iPad」の組み合わせ。
Apple Pencilの販売価格は10,800円(税別)と決して安いものではありませんが、よりクリエイティブになれ、生産性も上がることを考えると一考の価値はあるのではないでしょうか。