今年9月にも発表を迎えることが伝えられているAppleの新型iPhoneiPhone 13」シリーズ。本シリーズではFace IDに加え、スクリーン下のTouch IDが第2の生体認証機能として復活することが示唆されている中、Apple Watchを利用することで、Face IDの精度やスピードを向上させることが可能になる、との情報が飛び込んできた。

Apple WatchでiPhoneのFace IDを解除できるように!?

新型コロナウイルス感染症の拡大により、マスク需要が高まっている中、iPhoneで採用されている顔認証機能であるFace IDを、マスクを着用しながら利用することが難しくなっていることを鑑み、情報によると、現在開発が進んでいるとされるiOS最新版の「iOS 14.5」において、Apple Watchを併用することで、マスクを着用していてもiPhoneのFace IDを機能させることができるようになる、と伝えられている。この機能は、Macシリーズをアンロックする際にも利用されることが念頭に置かれているという。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者、ジョアンナ・スターン氏がローンチされたばかりの「iOS 14.5」ベータ版内で発見したというこの機能は、Apple Watch自体をアンロックしていれば、iPhoneのFace IDも解除できるという仕組みになるようだ。

新型iPhoneに採用される可能性のあるスクリーン下Touch IDは、GISから超音波指紋センサー技術を、そしてQualcommからモジュールを調達した上で開発される可能性が高いとされている。Apple Watchユーザーであれば、このスクリーン下Touch ID実現を前に、マスクを着用したままFace IDを解除できるようになるかも? 今後のさらなる情報に期待したい!

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Photo via Apple Newsroom