今年4月に廉価版iPhoneとして、第2世代のiPhone SEが発売され、注目を浴びたが、どうやらAppleからさらに安価なiPhoneが発売される可能性があるようだ。

iPhone SEより安価なiPhoneが誕生する!?

中国のサプライチェーンに精通しているメディア・経済日報の情報によると、現状Appleはこれまでに発売してきたiPhoneシリーズのパーツを転用することで、製造コストの制限筐体のパーツの在庫処理を図る傾向にあることが伝えられている。その結果、来年にも米200〜300ドル台の販売価格でiPhoneが発売される可能性があることを示唆している。

この廉価版iPhoneの実現のためには、FoxconnやPegatron、Wistronといった現在提携している台湾のサプライヤーだけでなく、AirPodsの組み立て事業にも参入しているLuxshareのような中国のサプライヤーとも提携する必要があるため、今後iPhoneの組み立て事業にこれらの中国サプライヤーが参入してくる可能性も伝えられている。

一方で、Apple関連のリーク情報を紹介しているジョン・プロッサー氏や著名アナリストのミンチー・クオ氏によれば、第2世代のiPhone SEのサイズ違いのモデル「iPhone SE Plus」が2021年中に発表される見込みも。今後は安価なiPhoneが主流になるかも? 今後の情報に期待したい!

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Photo via Apple Newsroom