トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がアメリカがトルコの通過リラ急落を後押ししていると非難。アメリカの電化製品のボイコットを表明しています。
Appleを含むアメリカの電化製品をボイコットして、トルコで製造されているものを選ぶべきだと発言しています。
エルドアン大統領「アメリカ合衆国の電化製品をボイコットする」
「外貨を使って海外から購入している全ての製品をトルコで生産して海外に売る」と首都アンカラでのスピーチで発言。さらに「私たちはアメリカ合衆国の電化製品をボイコットする。」と表明しています。
エルドアン大統領が指すアメリカの電化製品にはAppleの製品も含まれるようで「もしiPhoneを持っているなら、Samsungがある。」と発言。
トルコの大手家電メーカーVESTELのスマートフォンなど代替製品があり、自国でで生産できており輸入品よりも質の高いものを提供できるとコメントしています。
トルコの通貨リラが急落、トランプ大統領の関税引き上げが背景
一連の発言の背景には、トルコの通貨リラが急落。状況を改善することがエルドアン大統領に求められている状況があります。
アメリカのドナルド・トランプ大統領はトルコからの鋼鉄、アルミニウムの輸入の関税を倍増させることを先日発表していました。
I have just authorized a doubling of Tariffs on Steel and Aluminum with respect to Turkey as their currency, the Turkish Lira, slides rapidly downward against our very strong Dollar! Aluminum will now be 20% and Steel 50%. Our relations with Turkey are not good at this time!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年8月10日
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