今年9月の発表が濃厚と伝えられているAppleのフラッグシップiPhone「iPhone 12」シリーズ。本シリーズで使用される各コンポーネントの生産が7月よりスタートすることが各所で確認されている中、この度、iPhone 12シリーズのディスプレイに関する新たな情報が明らかになり、話題となっている。
iPhone 12シリーズのパネル生産時期が判明?
ディスプレイ業界のサプライチェーンを対象とした調査会社・DSCCのアナリストであるロス・ヤング氏が自身のTwitterを更新。iPhone 12シリーズの下位モデルに当たる2モデル(5.4インチ、6.1インチ)のパネルの生産が今月よりスタートし、1ヶ月遅れでiPhone 12 Proシリーズの通称で知られる上位モデル2種(6.1インチ、6.7インチ)のパネルの生産も始動することが伝えられている。
iPhone 12 panel production is a month ahead of the iPhone 12 Pro Max. July vs. August. Should mean delays for the iPhone 12 Pro and Pro Max. 5.42" iPhone 12 will have a healthy early lead in volume.
— Ross Young (@DSCCRoss) July 20, 2020
それぞれのパネルの生産時期に違いがあることを受け、ヤング氏は発売時期にも違いが生じることを明言。下位モデル2種が上位モデル2種よりも1ヶ月ほど早く発売されるだろう、と予測している。
iPhone 12 is also a month ahead of the iPhone 12 Pro.
— Ross Young (@DSCCRoss) July 20, 2020
先日アメリカの証券会社Wedbush Securitiesのアナリストが公開した発表時期についての見通しでも、iPhone 12シリーズは9月に発表を迎えるが、いくつかのモデルが即時販売され、残りのモデルについては後日発売される、とヤング氏と同様の見解を示していた。ヤング氏は明確な発表時期については言及を控えているが、全モデルが9月に発表され、下位モデル2種のみ先行販売、10月以降に上位モデル2種が遅れて発売との見方が有力と言えそうだ。
いよいよ発表・発売時期についても意見が揃い始めてきた様子。Apple初の5G対応スマホは9月に発表されるだろうか? 乞うご期待!