Lenovo、ディスプレイを折り畳めるラップトップを2020年に発売

中国のPCメーカー「Lenovo」のイベント＜LENOVO ACCELERATE 2019＞が現地時間13日（月）からアメリカ・フロリダ州オーランドで開催されている。本イベントで新たな市場を開拓するであろう画期的なPCが発表された。

ディスプレイを折りたためるPCが登場

今回発表されたのは世界で初めての「折りたたみPC」だ。単にふたつ折りになるという意味ではなく、なんとディスプレイを折りたたむことができるのだ。本来キーボードが配置される部分にまでディスプレイがあり、そのディスプレイを折り曲げることができる仕様になっている。形状としてはSamsungから発表されている「Galaxy Fold」やHuaweiの「Mate X」に近いものに。

Meet the World’s First Foldable PC. #LenovoAccelerate pic.twitter.com/ISMxLvAgAq

— Lenovo (@Lenovo) 2019年5月13日

Lenovoの代表的ラップトップ「ThinkPad」のマーケティングディレクターであるトム・バトラー氏によると、Lenovoは何年間かの間、インテル、マイクロソフト、LGと協力してこの「折りたたみPC」の開発に励んでいたようだ。よってインテルのCPU、WindowsのOSが採用される予定だ。また、LG製の13.3インチのOLED2Kディスプレイが搭載されることになる。

現在、本製品の名称や価格帯などは未発表のまま。2020年に発売される予定となっている。PC市場にまで踏み込んできた折り曲がるディスプレイ。ルイ・ヴィトンのハンドバッグにも導入されることが発表されており、もしかすると今後生活の至る場面で折り曲がるディスプレイが確認されるようになるかも？