MacBook Proの2018年最新モデルが事前の予想通り9月を前にリリースされました。
第8世代のIntel Coreプロセッサ、True Toneディスプレイが新たに採用されていますが、最も注目を集めているのは第3世代バタフライキーボードではないでしょうか?
Appleが「MacBookおよびMacBook Proキーボード修理プログラム」を発表
AppleはMacBookの2015年モデル以降、MacBook Proの2016年モデル以降を対象に「MacBookおよびMacBook Proキーボード修理プログラム」を先日発表。
「特定のMacBookおよびMacBook Proモデルのごく一部のキーボード」とごく一部のデバイスに限定されるものの問題が生じていることを認めていました。
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そんな流れを受け、2018年に登場するMacBook Proに期待されていたことの1つとして「キーボード」の改善が挙げられていました。
そして発表されたMacBook Proの2018年最新モデルには、静音性が改善された第3世代バタフライキーボードが搭載。
タイプ音は確かに静かになったようですが、第2世代バタフライキーボードで一部発生していた「文字が勝手に反復入力される」、「文字が表示されない」、「押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない」という問題は解決されたのでしょうか?
一部のメディアがMacBook Proの新モデルを、わずかな時間試した感想を確認してみましょう!
もっとも、MacBook Proがユーザーの手元に届く頃には、分解されキーボードの構造と問題が解決しているか否かが判明すると思われますが。
TechLunch
『TechLunch』は技術的に静音性が向上した点以外の違いはなそうだとの感想を明かしています。また、全面的にキーボードを変更しなかった理由として「問題が発覚してから時間が足りず間に合わなかったため」、「ごく一部のデバイスでしか問題が起きていないから」などを可能性として挙げています。
静音性が向上していることはタイプしてみると、すぐにわかるようです。オフィスなど静かな環境での使用には良いかもしれませんね。
The Verge
『The Verge』では数分間、MacBook Proの最新モデルに触れる時間があったが今言えるのは「キーボードは最近のMacBookと比べて静か」ということだけだと伝えています。さらにキーストロークは同じに感じられたようです。
第3世代キーボードは不具合問題を解決するために開発されたのではないと発言、問題はごく一部のユーザーにしか発生していないことを強調していたようです。
第2世代バタフライキーボードで生じた問題が改善されているのか、実際に購入して一定期間試してみるか、分解レビューなどが公開されるのを待つしかなさそうです。
ちなみに、Appleは5月にバタフライキーボードの内部に埃や水の侵入を防ぐ構造の特許申請を行なっています。
新MacBook Pro 15インチモデルはCPU、SSD、メモリなどをカスタマイズしてフルスペックにすると税込で約79万円もするので慎重な判断を。