Siriの質問回答精度が78%に向上しているようです。
Loup Venturessのアナリストが最新のボイスアシスタント(AIアシスタント)を比較したレポートを公開。
Siriの質問回答精度が3ヶ月で約12%向上
AppleのSiri、Google Assistant、Amazon Alexa、Microsoft Cortanaを対象に質問に対する正答率、使いやすさ、音質などのテストするもので、正答率のテストでは800個の同じ質問を行い、質問の内容を理解したか、正しい答えを提供したかのの2点で評価するというものです。
レポートによると、昨年実施されたテストではSiriの正答率は68%だったのに対して、今回のテストの結果78.5%に向上。短期間で12.5%も精度が向上しているようです。
Annual Digital Assistant IQ Test – Siri, Google Assistant, Alexa, Cortanahttps://t.co/hciH4yf52i pic.twitter.com/F7ansL2Yho
— Loup Ventures (@LoupVentures) 2018年7月25日
Google Assistant:質問内容の理解 100%/質問正答率 85%
Alexa:質問内容の理解 61.4%/質問正答率 98%
Cortana:質問内容の理解 52.4%/質問正答率 98%
AppleはGoogleの元AI(人工知能)責任者を引き抜く
質問のカテゴリ別に正答率の違いがあり、「命令」カテゴリではSiri(90%)と高い数字を記録、音楽関連の質問への正答率が高かったようです。
Google Assistantは「情報」カテゴリでは93%という高い数値を示しています。
AppleはGoogleの元AI(人工知能)の責任者ジョン・ギアナンドレアを機械学習とAI戦略のチーフとして採用するなどSiriの性能向上に取り組んでいるようです。