ヨーロッパで圧倒的な人気とシェアを誇るDJ機器メーカー、Reloopから興味深い新製品が発売されました。その名も『TAPE』!
カセット・テープと同じ形をした懐かしいルックスの本製品。なんと録音用のパソコンやソフトウェアを用意しなくても、ボタン1つでMP3をUSBメモリーにダイレクトに記録可能。しかもDJミキサーが無くても、PHONO入力端子を使ってターンテーブルから直接録音が出来るという!
録音したDJミックスをオンラインで公開して友達とシェアしたり、ミュージック・プレーヤーに移して聴いたりと、音楽の楽しみ方が今まで以上に広がりそうなニュー・アイテムの登場です! 今回、購入を考えている方や、操作方法に興味がある方に向けて、実際にReloopの『TAPE』を使用してみたレポートを、お届けしたいと思います!
本製品のパッケージは、懐かしのカセット・テープ・レコーダーを模したレトロなデザインです。
中には『TAPE』本体、説明書、電源アダプター、ケーブル、TAPE専用のステッカーが付属しています。
『TAPE』を本物のカセット・テープと並べてみました。左がReloopの『TAPE』。右が通常のカセット・テープ。ほとんど同じ大きさだけど、『TAPE』の方が気持ち大きい様です。
『TAPE』を下から見た図です。Hi-speed USBポートと、LINE入力、THRU出力を装備しています。
そして『TAPE』を側面から見た図です。PHONO入力端子、LINEとPHONOを切り替えるスイッチと、レコーディング品質(192kbps/320kbps)を選択するスイッチ、DC電源インプットを装備しています。ターンテーブルから直接録音する時はPHONO入力端子とLINE入力にケーブルを接続し、スイッチをPHNに。LINE録りの時はケーブルをLINE入力に接続、スイッチをLINEに切り替えます。高い品質のMP3を録りたい時はスイッチを320kbpsに、低い品質でも良い場合は192kbpsにします。
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