さっそくセットアップします。DC電源インプットに電源アダプターを接続すると、左上のPOWERランプが緑に点灯します。
USBメモリーを『TAPE』に差し込みます。左下のUSBランプが赤く点灯します。
DJミキサーや、プレーヤーの出力から『TAPE』のLINE入力にケーブルを接続します。
『TAPE』のTHURUからケーブルをスピーカーやヘッドフォンに接続して、音を確認する事が出来ます。セッティングはたったこれだけです。
DJミキサーや、プレーヤーから録音したい音楽を再生すると、『TAPE』本体右下の、SIGNAL/PEAKランプが緑に点灯します。音楽のボリュームが大きすぎるとランプが赤くなり、音が割れてしまいます。ランプが赤くなる手前くらいの緑色の状態にボリュームを合わせるとちょうど良いでしょう。
準備が出来たら『TAPE』中央のREC/STOPボタンを一回押します。
すると本体右上のRECランプが赤く点滅し、録音が開始されました。録音を終了したい時はもう一度、REC/STOPボタンを押します。たったこれだけで、USBメモリー内にMP3ファイルがダイレクトに記録される訳です。
USBメモリをパソコンに接続して確認してみます。Reloop Tapeというフォルダーが自動的に作られ、その中にMP3ファイルが記録されています。
192kbpsモードで録音した時は、mixtape_192_000.mp3、320kbpsモードで録音した時は、mixtape_320_000.mp3と言うファイル名で記録されます。実にあっけなく録音出来てしまいました!
USBメモリーにファイルが保存される時に、音楽が途切れたりするのではないかと少し不安に思っていましたが、聴いてみたらそんな事は全くありませんでした。後はウェブで公開したり、友達とシェアしたり、ミュージック・プレーヤーで聴いたりと、楽しみかたは自由自在です!
『TAPE』にサインペンで文字を書き込んだり、シールを貼ったり、オリジナルのミックス・テープ風にカスタマイズする事も出来ます。
レトロなパッケージも捨てるのがもったいなかったので、ダンボールで『TAPE』を入れるフォルダーを作って壁に飾ってみました。使わない時はこうしておけば、案外イケてるかもしれません。
『TAPE』は、DJミックスやレコードはもちろんの事、音楽が鳴るプレーヤーだったら何だって録音出来るので、カセット・テープや、ラジオ、ゲーム機から色々録音してみました! 古いレコードや、十年以上聴いてなかったカセットの音楽を久しぶりに『TAPE』でMP3にして聴くと、とても新鮮でしたし、昔のエア・チェックみたく、ラジオでかかってる曲を「TAPE」に録ると、ラジオ・ノイズまじりのサウンドも中々カッコ良く、偶然良い音楽と出会う楽しみがある事も再発見しました。
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