!!!(chk chk chk) ／チック・チック・チック
| ファンク、ソウル、ディスコ、パンク、ダブさらにはハウスやテクノまでも溶かし込んだ無敵のグルーヴで世界中のフロアを爆発させてきた最強のダンス・バンド、チック・チック・チック。彼らのライヴは最初から最後までクライ マックス！ もう、とにかくむちゃくちゃ楽しいのだ。そしてなんでだろう・・・、何度観ても感動がある。人間が叩き出すグルーヴの力強さ、そしてダンスすることの楽しさと素晴らしさ、そんなポジティヴなエネルギーがたっぷりと詰まった彼らのサウンドを全身で浴びると、これ以上ない高揚感が押し寄せてくる。今年4月に発表した5枚目のフル・アルバム『THR!!!ER』は、1996年の結成以来、何度も何度も殻を破り進化を続けてきた彼らの現時点での集大成ともいうべき内容で、今回のライ ヴでも本作からの楽曲が多く披露されるに違いない。先日リリースされたばかりのリミックス集『R!M!X!S』（パトリック・フォード、モーリス・フルトン、メイン・アトラクションズ、スプーンのジム・イーノらが参加！）も彼らのライヴに備えて、テンションを高めるのに最高だ。さあ、当日は彼らのライヴで暴れまくろう。ヴォーカルのニック・オファーの奇天烈なダンスにもご注目だ！ |
＜コレはミトケ！ 神ライヴ映像！＞
＜アイツはミタ！ 目撃者は証言スル・・・＞
2009年に幕張メッセで開催された＜electraglide presents Warp20＞。チック・チック・チックのパフォーマンスでホール中のオーディエンスが大海原の波のようにうねり盛り上がっていたのが本当に印象的でした。今年UNITでは超至近距離でニックの汗を浴びられたのも最高に贅沢だったけど、その時の新旧入り交じる超ダンサンブルなセットリストを、幕張メッセの大きな暗がりホールで体感できるなんて、2009年よりさらに会場は沸きに沸きまくること間違いなし！ 因みにUNITでは観客の帽子を渡され被っていたノリノリのニック。ニックに身につけて欲しいパーティ帽子を持っていって前列キープするしかないですヨ！！
text by ヤーマネ（Qetic）
Modeselektor［DJ SET+909］with Pfadfinderei／モードセレクター
| かのトム・ヨークもファンであることを公言するベルリンのゲアノット・ブロンザートとセバスチャン・シャーリーによるふたり組。テクノ、ダブステップ、グライム、エレクトロ、ヒップホップ、ダンスホール、ゲットー・テックなどをブレンドした雑食的かつ破天荒なサウンドを展開し、DJパフォーマンスにおいても世界で絶大な人気を誇る。今回はローランド社が1980年代前半に発表し、その後のエレクトロニック・ミュージックに絶大な影響を与えた伝説的なドラムマシン「TR-909」を組み込んだDJセットで（日本初公開！）、また専属のVJが同行するなど、サウンドもヴィジュアルもスペシャルなものを披露してくれることになっている。時代の一歩先をいく彼らの先鋭的でハイブリッドなセンスに、果たしてアナログのリズムマシンがどのようにブレンドされるのか？ 当日のパフォーマンスをぜひ楽しみにしていただきたい。 |
＜コレはミトケ！ 神ライヴ映像！＞
＜アイツはミタ！ 目撃者は証言スル・・・＞
モードセレクターの神ライヴ映像…！？ 彼らの魅力がよく伝わるといえばコレ。ヒップホップをルーツに持ち、テクノ、ダブステップ、エレクトロ、ダンスホールまで彼らのDJプレイは本当に次の展開が読めない。トム・ヨークに「僕がこんなにダンスミュージックやDJすることにハマったのは、モードセレクターのおかげだと思うな」とまで言わしめている。そんな彼らが今回は、なんとライヴ顔負けのオーディオ＆ビジュアル・セットを見せてくれるそうだ。専属のVJであるPfadfinderei（ファッドフィンダライ）が来日。阿吽の呼吸で音楽に合わせたユーモアある映像を見せてくれる。さらに最近、彼らのDJセットに組み込まれているローランドのドラムマシン TR-909 やコルグのシンセサイザーを持ち込んで、ほぼライヴに近い感覚のDJプレイを披露するそうだ。そして彼らのファンなら一度は浴びたいシャンパン・シャワー。今回もやってくれるだろうか？ モードセレクターのDJセットはマジで盛り上がるからっ！ お見逃しなく。
text by Tomo Tachikawa
