みなさん、プロレスの本場ってご存知ですか? ジュニアの本場はメキシコもありますが、プロレスとしての本場は断トツでアメリカだと思います。WWEという世界一大きな団体があるのですが、その売上げは世界2位の新日本プロレスの30倍ほどと言われ、4月初旬に行われた大会の動員数は10万人を超えました。これはもう国民的スポーツエンターテインメントと言っても過言ではないかと。先日行われた中邑真輔のWWEデビュー戦では、見事に中邑が勝利してましたね。試合後の「Strong style has arrived!」かっこよかった!
そのくらい大規模な本場のプロレスですから、超ド級のスーパースターが数多く生まれるわけです。ハルク・ホーガンやスタン・ハンセンなど日本でも顔なじみのスター達もWWEで殿堂入りを果たしています。そんな中、僕が子供の頃から猛烈に憧れていたスーパースター、それがスティングでした。先日、WWE殿堂入りが決まったスティングはその殿堂式典の壇上で正式に引退を発表、今までのスティングの輝かしい功績が走馬灯の様に頭の中を流れました。ということで今回はスティングでサイコーにボンバイエしたいと思います!! Hooo〜!!
まずご覧頂きたいのは1989年にアメリカで行われたグレート・ムタとの1戦。身長190cmあって怪力なのに動きが速い・軽い、そんな華やかなスティングをぜひご覧ください。僕のコラムはムタが登場しすぎとの声もありますが、好きなんだから気にしません!! Hooo〜!!
Sting vs. The Great Muta: Starrcade 1989
どんどん行きましょう! 次にご覧頂くのは大御所中の大御所、ハルク・ホーガンとの1戦。この時のスティングの白黒ペイントが印象的でした。今年で63歳になるハルクホーガン、このかっこいいおじさまは本当に歳をとらないですね!
FULL – LENGTH MATCH – Sting Vs Hogan
大御所続きでもう1試合! 今度はベイダーとの試合をご覧ください。両者の片手をロープでつないだ状態での試合。この時期のスティングはよくベイダーと抗争を繰り広げていました。一見すらっとしている様に見えるスティングですが、巨漢のベイダーを投げる怪力はすさまじいと思います。すげえぜHooo〜!!
Sting vs Vader Strap Match Part 1
ご存知の通り、WWEのスーパースター達は時々日本のマットにもあがってくれましたが、スティングもその1人。本当は、日本での佐々木健介との試合が一番好きだったので見て頂きたかったんですが動画が見当たらなかったので……1996年に新日本プロレスで行われたスティング&武藤敬司vsロードウォーリアズの試合をご覧頂きたいと思います。スティング、アニマル、ホークの3人のインパクトもすごいですが、このアメリカのレスラー達に囲まれても全く引けを取らない武藤もすごいですね。そしてスティングっぽいペイントをしてみるところが、なんとも武藤らしい。
’96 武藤敬司 スティング VS ホーク・ウォリアー アニマル・ウォリアー
今回は海外版みたいな感じにしてみましたが、いかがでしたでしょうか。伝説のスターが引退していくのは寂しいですが、これからもどんどん新たなスターが生まれていくと思うので、どんなスターが出てくるのか楽しみですね。日本とアメリカのプロレス団体同士もよく交流があるので、機会があればぜひ試合を見てみてください。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。