突然ですがみなさん、人間の体にも攻撃に適した固い所がいくつかありますね。多くのレスラーは固い部分を使って効率良く攻撃する時、肘や膝を使います。肘なら三沢、膝なら中邑みたいにそれを得意とするレスラーも有名ですね。しかしいるんですよ、石頭を武器に一発の頭突きで形勢逆転したり、相手にトドメをさす恐ろしいレスラーたちが。ご想像の通り、その破壊力は抜群!! 今回は昭和から平成のプロレスを振り返って、一体誰が一番石頭なのかでボンバイエしようと思います。
まずご紹介するのは頭突き界の大御所、組長こと藤原喜明・・・さん(←なんどなく呼び捨てできなかった。)昔だと大木金太郎やボボ・ブラジルもいますが、今なお有名な元祖としては間違いなくこの人があげられるんじゃないでしょうか。組長は頭突きをする前に片足を大きく上げるので、足が上がった時は「おっ!見れるっ!」と毎回ガッツポーズをとってました。さぁみなさん、ガッツポーズの準備はできましたか?組長の豪快な頭突き、とくとご覧ください。
前田日明 vs 藤原喜明
次にご紹介するのはダイビングヘッドバットを得意とするS・S・マシン。「S・S」って何の略かわかりますか??答えは「スーパー・ストロング・マシン」・・・ネ、ネーミングがベタすぎてダサい・・・と今思った人いるでしょ!?そこは敢えて否定しませんが、しっかりと実力をかね備えた素晴らしいレスラーだったんですよ。私ダゼー・ファンクJr.は今でこそオリジナルのマスクをかぶってますが、以前はSSマシンパイセンのマスクを被らせて頂いてました。それではSSマシンのダイビングヘッドバット集をご覧ください。
スーパー・ストロング・マシーン ダイビング・ヘッドバット8連発
それではいよいよ、新石頭軍団のご紹介です。1人目は現代の石頭代表、石井智宏。どんなに追い込まれていてもその頭突き一発で形勢逆転する、言わば頭突きのスペシャリスト。もうね、頭蓋骨が粉々に砕けるんじゃないかってくらい、体重乗せて思いっきりぶつかるんですよ。いつも会場中に「ゴンッ」という鈍い音が響きます。最後まで攻めて攻めて攻めまくる石井の力強いファイトスタイル、ぜひご覧ください。
2012.5.20 IWGPInterContinental GOTO vs ISHII
次に紹介する新石頭軍団2人目は、ヘッドバットで人々をHAPPYにしてきた本間朋晃。「こけし」と呼ばれるヘッドバットは破壊力バツグンなものの、隙だらけでなかなか決まらず、その代わり決まった時は会場中が歓声を上げてHAPPYに盛り上がるんです。愛されるこけし、愛される本間、その愛されっぷりをご覧ください。
2011.10.16 TANAHASHI&GOTOU&HONMAvsNAKAMURA&YANO&ISHII
いかがでしたでしょうか? 他にも天山広吉やワイルド・ペガサスもいますが、その紹介はまたぜひ今度。ヘッドバットは見てるこっちまで痛くなる技ですが、自分も痛いはずのこの打撃技からは根性や闘争心がすごく伝わってきますね。それでは最後に、どんな石頭もかち割ってしまうんじゃないかというくらい強烈な「バーニングハンマー」という小橋建太の必殺技をご紹介したいと思います。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。
バーニングハンマー