小松菜奈、菅田将暉主演！映画『溺れるナイフ』の主題歌がドレスコーズに決定！

映画『溺れるナイフ』の主題歌を、本作で映画初出演となった志摩遼平のソロプロジェクトであるドレスコーズが担当することが決定しました！

主題歌は志摩が在籍していた伝説のバンド・毛皮のマリーズの名曲“コミックジェネレイション”を本作の為にドレスコーズがニューバージョンを再録したもの。美しい刹那を捧げ合った恋人達の残像が、永遠に魂に焼き付くラストシーン後に華を添え、希望の光を導き出します。

志摩遼平コメント

2013年、最も衝撃を受けた映画『おとぎ話みたい』とそれを撮った若干24歳（当時）の山戸結希。「詩のような映画」ではなく「映画のような詩」を始めて目撃したぼくに、その監督自ら今作『溺れるナイフ』への出演オファーを頂いて断る理由はありませんでした。これがぼくの初演技となります。ご笑納ください。
さらに光栄なことには、主題歌として、ぼくが昔書いた“コミックジェネレイション”という曲の起用までが発表されました。ところが昔のぼくはあまりに傲慢で、自分以外の誰のためにも歌ってはいない。今作に寄り添うことが出来ているかはなはだ不安です、と正直に伝え、監督との相談の末にこの度の再演奏・再録音を行いました。
これは『溺れるナイフ』という夢、その中で暮らす夏芽とコウちゃんのためだけに演奏した（つまり自分以外のために演奏する、初めての）“コミックジェネレイション”です。たった一度の録音とたった一度の初演技を、ぼくはこの作品に捧げます。

ドレスコーズ／毛皮のマリーズ 志摩遼平

山戸結希監督コメント

志摩さんの眼の、ひとを硬直させる感じ。声の、がんじがらめにする感じ。誰にも似ていない手。志摩さんだけが歌う歌だと、1秒目から永遠に分からせてくれる感覚。志摩遼平さんは、すべての女の子に撮っての、広能さんみたいな男の子でもあるのだと、和歌山で広能役を演じる彼自身を見ながら、あるいは東京の編集室で日毎彼の残像を見ながら。暗闇で最後にその歌が流れた時、客席の女の子が自分自身と、小松菜奈さん演じる夏芽とが重なる場所を見つける姿が、かけがえなく頭をよぎるのでした。
今回の音源をスタジオで始めてお聴きした時、心の内側に満ちる“コミックジェネレイション”から、心の外側を満たそうとする“コミックジェネレイション”に生まれ変わっていただいたのだと感じました。彼の歌に世界を砕いて光を射される、傷だらけの女の子にいつか出会うのでしょう。

さらに、WEB限定ポスタービジュアルも解禁されました。神様に仕えるにふさわしい気高さと野性味をあわせ持つコウ（菅田将暉）、コウに強く惹かれていく夏芽（小松菜奈）。海の中で見つめ合う二人は、傷つきながらも惹かれ合うさまが伝わり、二人の恋の行方が気になるビジュアルになっています。

“コミックジェネレイション”は、映画『GANTZ:O』主題歌となった“人間ビデオ”とW主題かシングルとして10月12日（水）に発売とのこと。映画『溺れるナイフ』は11月5日（土）よりTOHOシネマズ渋谷ほか全国ロードショーです。

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edit by Qetic・Tamao Miura