みなさんこんにちは! 今回の大会レポは9.19に開催された全日本プロレスの後楽園ホール大会。最近の全日は本当に盛り上がってますよね! 若い世代がすごく勢いがあるし、名前を聞くだけでテンションが上がるベテラン勢もたくさん出ていて、どの試合もとても見ごたえがあります。今回も渕正信、西村修、秋山準、諏訪魔、ケンドーカシン、大森隆男……などなど昭和からのプロレスファンにはたまらない選手も多数出場するので、楽しみすぎて試合前に対戦カードを見ながらずっとニヤニヤしてしまいました。僕が大好きな全日の名誉レフェリー和田京平さんを見れるのもすごく嬉しいですね。
それでは、早速レポートいってみましょう!!
第1試合(佐藤光留、青木篤志、渕正信 vs 土方隆司、西村修、SUSHI)
両チームともベテランと若手の混ざったメンバーでの対戦。まず僕がテンション上がったのは西村修のガウン姿。昭和の雰囲気を絶妙に醸し出すいつまでも変わらないガウン姿にとても嬉しくなりました。
そして何よりもレジェンド渕正信パイセン! まだまだバリバリの現役ですね! パイセン素晴らしいっす! パイセンかっこいいっす!
土方やSUSHIが渕に荒々しい攻撃をした時の、青木と佐藤の「おいコラッ!! 先輩だぞ!!」がすごく面白かったです。1試合目から接戦で盛り上がりましたが、最後はベテラン渕正信が逆さ押さえ込みで技あり一本。パイセンさすがっす!!
第2試合 王道トーナメント公式戦 準決勝(秋山準 vs ゼウス)
全日本プロレスの一大イベントでもある王道トーナメント。エース宮原のまさかの1回戦敗退もありましたが今回も本当に盛り上がりましたね。そして準決勝1戦目は秋山準社長vs僕と同世代ゼウスの戦い。ジャイアント馬場の意思を受け継いだプロレス四天王(三沢光晴・小橋建太・川田利明・田上明)が毎回名勝負で全日本プロレスを盛り上げていた時代、その頃まだ若手だった秋山さんが四天王相手に一歩も引かず、毎試合熱い闘いを繰り広げていたのも懐かしいですが、46歳の社長となった今も全く年齢を感じさせないパワー溢れるファイトでした。試合は必殺技ジャックハマーでゼウスが勝ちましたが、試合は完全に秋山さんのペースだった気がします。試合後、秋山さんに深々と頭を下げるゼウス、それを見つめる和田京平名誉レフェリー。その風景に感動して泣きそうになりました。
第3試合 王道トーナメント公式戦 準決勝(諏訪魔 vs ケンドーカシン)
王道トーナメント準決勝2戦目は、欠場から復活した諏訪魔と、何をしでかすかわからない独特の世界観を繰り広げるケンドーカシンの試合。
やはりカシンが創り出す世界観はすごく見ていて楽しいですね。相手の調子が狂ってしまう試合運びはさすがでした。昔からやっている試合開始直後の握手の誘いも、久々に生で見れて嬉しかったです。しかし試合は抜群の安定感を誇る諏訪魔がアンクルホールドにて勝利。復活した今の諏訪魔からは、誰も止められない大きな勢いを感じました。
第4試合 GAORA TVチャンピオンシップ(ビリーケン・キッド vs 中島洋平)
GAORA TVのチャンピオンベルトを愛しすぎるあまり「アモーレ」という名前を付けて、ベルトにキスをしたり自分の母親に会わせたりしている中島選手ですが、意外と愛する恋人を奪われがち……果たして今回も無事に勝利して取り戻す事ができるのか楽しみな試合でした。しかし中島選手の人気はすごいですね! 中島選手がコールされた時はこの日1番の紙テープが舞っていたと思います。
試合自体はビリーケン・キッドが序盤から攻めていくも、中島選手が得意の蹴りで応戦し、無事にアモーレを取り返す事ができました。中島選手、良かったですね!もう恋人を奪われないように防衛頑張ってください!
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