今年8月に行われる<東京ジャズ>やビルボードライブ大阪での来日公演が決定している話題の6人組バンド、「R+R=NOW」(アール・プラス・アール・イコールズ・ナウ)。彼らのデビュー・アルバム『Collagically Speaking』が6月15日(金)に発売されることが決定した。

R+R=NOWのメンバーはロバート・グラスパーテラス・マーティンら

R+R=NOWのメンバーは、『ブラック・レディオ』でジャズに革命をもたらせたロバート・グラスパー、ケンドリック・ラマーのグラミー受賞作『To Pimp A Butterfly』などを手掛けジャズとヒップホップを繋ぐ現代最重要プロデューサー、サックス・プレイヤーのテラス・マーティン。

ロバート・グラスパー・エクスペリメントやブルーノート・オールスターズのメンバーでもあるデリック・ホッジ、エスペランサのバンドで活躍しロバート・グラスパー・エクスペリメントにも起用されたジャスティン・タイソン。

カリスマ・トランペッターのクリスチャン・スコット・アトゥンデ・アジュアー、そして「Don’t Worry, Be Happy」で有名なボビー・マクファーリンを父に持ち、DJ、ビートボクサーからプロデューサー、シンガーと多彩な顔を持つテイラー・マクファーリンという、豪華6人。

ロバート・グラスパー、テラス・マーティンらのスーパーバンドが6月にブルーノートからアルバムリリース! music180511_rrnow_2-1200x1768
(C)Todd Cooper

バンド名のR+R=NOWに込められた意味とは?

バンド名のR+R=NOWとは「Reflect+Respond=NOW」を意味しており、「時代を反映させることはアーティストの責務である」というニーナ・シモンの有名な言葉にインスパイアされて生まれた。この新グループについてグラスパーは、「全員それぞれのサウンドは全く異なるが、俺たちは皆、同じコンクリート・ガーデンからやってきた。とても誠実で、流動的なサウンドになる。ヒップホップ、EDM、ジャズ、時にはレゲエも聴こえるような。お互いをとてもリスペクトしているから、俺たちは常に相手にパスを出すことができるんだ」とコンセプトを説明している。

アルバムには俳優からラッパー、DJ、ヴォーカルなど多彩なゲストも参加している。

ゲスト・メンバー

オマリ・ハードウィック:Omari Hardwick(俳優:50 cent製作総指揮の米TVドラマ『POWER/パワー』主演など)
テリー・クルーズ:Terry Crews(元NFLアメリカン・フットボール選手、現俳優:米ドラマ『ブルックリン・ナイン-ナイン』、映画『エクスペンダブルズ』などに出演)
スターリー:Stalley(ラッパー:リック・ロスに見出されたラッパー35歳)
アマンダ・シールズ:Amanda Seales(コメディアン、女優、DJ)
アンバー・ナヴラン:Amber Navran(ムーンチャイルドの女性ヴォーカル)
ゴアペレ:Goapele(女性シンガーソングライター)
ヤシーン・ベイ:Yasiin Bey (fka Mos Def)(ヒップホップ・アーティスト、俳優、モス・デフ)

また、アルバムに先行して収録曲“Change Of Tone”が先行配信・公開。FacebookとInstagramではティザー映像が公開となっている

RELEASE INFORMATION

Collagically Speaking

ロバート・グラスパー、テラス・マーティンらのスーパーバンドが6月にブルーノートからアルバムリリース! music180511_rrnow_1-1200x1200

2018.06.15(金
R+R=NOW

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