iPhoneやApple Watchは防水性能を備えており、短時間水に浸したくらいでは故障しないようになっています。
しかし、iPhoneやApple Watchの意外な弱点が判明しました。
アメリカの病院でApple製品が動かなくなる事態が発生!?
Androidデバイスには被害が無いにも関わらず、AppleのiPhoneだけが動かなくなるという事態が発生。
舞台となったのはアメリカ・シカゴ近郊の病院でした。
当初、病院ではMRIの設置を行なっていたためMRIから発生した磁気によりデジタル機器に不具合が生じたのかと思われました。
しかし、Apple製品意外のデジタル機器に影響はなかったようです。
そこで指摘された原因が「ヘリウムガス」。
調査の結果MRIの霊薬用液体ヘリウムが約120リットル流出、気化して9万リットルのヘリウムガスとなり一部のApple製品に不具合を生じさせたことが判明しました。
ヘリウム分子が小さな部品の動作を阻害
ヘリウムの分子がiPhoneなどに搭載されている電子機器の動作に欠かせない部品の動きを阻害してしまったようです。
iPhoneのユーザーガイドにも下記のような記載があります。
爆発性の空気およびその他の大気条件
高レベルの引火性の化学薬品、ガス、または粉じん(穀物粉じん、ちり、金属粉など)が空気に含まれる場所など、爆発性の空気がある場所で iPhone を充電したり使用したりすることは、危険な場合があります。高濃度の工業用の化学薬品(沸点に近いヘリウムなどの液化ガスなど)のある環境に iPhone を持ち込むと、iPhone が損傷したり、機能が損なわれる場合があります。すべての標識および指示に従ってください。
ヘリウムガスでiPhoneの動作に不具合が生じる可能性があることは覚えておいた方が良いかもしれません。
Does Helium Break iPhones?!