「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」を超える、世界興行収入No.1シリーズのマーベル・スタジオ最新作『キャプテン・マーベル』が2019年3月15日(金)全国公開となる。
映画についてこれまで予告編などで明らかになってきたことは、『キャプテン・マーベル』の物語がアベンジャーズ以前のことが他のMCU映画とは少し異なり1990年代を舞台に、“最後の切り札”となるキャプテン・マーベルの過去とニック・フューリーとの関係が語られるということだ。
『キャプテン・マーベル』本予告編
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そしてもう1つ明らかになったことがある。予告編でニック・フューリーが猫と戯れる胸キュンシーンがあるように、本作のウェブサイトが尋常じゃない程カワイイということ。
スーパーヒーロー映画の概念を覆したとしても過言ではない衝撃作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』からその続編2019年4月公開『アベンジャーズ/エンドゲーム』までに絶対観ておきたい本作のウェブサイトは激カワの90s風になっているのだ。
ノスタルジックなサイトデザインには、不器用なアニメーションや写真配置の大胆さ、HTMLフレーム、文字フォント、ゲストブック(書き込みはできないようになっている)、訪問者数カウンターなどなど。時々ポップアップしてくるおばさんはトレイラーにも登場したヴィランとなるスクラル星人で、クリックするとパンチまでできてしまう。
Twitterで指摘されているのは、回線容量が圧倒的に増えていること。サイトのソースコードを見るとサイトサイズは10Mbになっており、1995年で最速だった28.8kモデムの回線容量では10分以上かかっていたことや、ウェブを作るのに使われている言語のCSSや、ゲストブックで書かれている「Dancing Baby」(ありえないような踊りをする赤ちゃんのアニメーションのこと。当時流行ったようだ)が映画の舞台となる1995年の翌年に登場したことが挙げられている。
なお本サイトのデザイナーはFrontPageを使ってサイトを作り、AngelfireでホストしているとTwitterで発言している。どちらも1995年以降に開発されたものというが……。『キャプテン・マーベル』のタイムスリップという噂にもシンクロしていて、とも捉えられないだろうか……。
It clocks in at 10.0MB. TEN MEGABYTES. In 1995 the fastest widely available modem was 28.8k.
Imagine the download time. No, don't. pic.twitter.com/0lTr3Tv6SQ
— Dieter Bohn (@backlon) 2019年2月9日
We built this in FrontPage and host it Angelfire 👩💻 #CaptainMarvelhttps://t.co/xjLqFdez2C
— Lori Lombert (@loriabys) 2019年2月9日
Dancing Baby
なんにせよ!! 映画が楽しみでしょうがない! もし90年代にマーベルの作品が大きく宣伝されていたなら本当にこういったサイトが存在していたかもしれない。あの懐かしの映画のウェブサイトも検索したら出てくることがあるだろう。
キャプテン・マーベル
3月15日(金)全国公開
原題:Captain Marvel
監督:アンナ・ボーデン/ライアン・フレック
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ブリー・ラーソン、ジュード・ロウ、サミュエル・L・ジャクソン、クラーク・グレッグ
全米公開:2019年3月8日
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2019
自在に姿を変える正体不明の敵に狙われ、孤独や不安に打ちのめされても、彼女は不屈の精神で何度も立ち上がる。果たして彼女は
記憶を取り戻し、この戦いを終わらせることができるのか?そして、最後につかむ“衝撃の真実”とは…?禁断の記憶の謎を追う、サスペンスフル・アクションが幕を開ける!