ついに開催まであと10日と迫ったAppleによる開発者向けのイベント<WWDC 2020>。iOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOSなどの新OSに関する基調講演の開演時間も明らかになり(日本時間23日(火)午前2:00から)、その内容に関心が集まっている。これまでに多くのリーク情報が紹介されているが、今回は<WWDC 2020>で発表されるとうわさのハードウェアをすべて紹介!
<WWDC 2020>で発表される可能性のあるAppleのハードウェアは?
まずは新型iMac。デザインが一新され登場するという新型iMacは、Apple製品のひとつである「Pro Display XDR」のようにシャープに、そしてベゼル幅も小さくなったデザインとなることが伝えられている。先日公開されたレンダリング画像では、従来のiMacにはあったディスプレイ側の象徴的なAppleのロゴマークがなくなっていることも確認でき、無駄をなくしたスッキリしたデザインとなるようだ。
仕様については、AMDの最新GPUである「Navi」を搭載し、加えて、iMac初の「T2」チップも採用される可能性も。ディスプレイが高精細になるだけでなく、処理速度も大幅に改善されることになりそうだ。さらにFusion Driveも廃止され、SSDのみになるとも伝えられている。さらにディスプレイ側に搭載されるカメラは、TrueDepthカメラになる可能性も示唆されており、Face IDが使えるようになることも合わせて紹介されている。新型iMacは現行モデルから格段にアップデートして登場することになるかも?
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またApple初となるオーバーイヤーヘッドホン「AirPods Studio」の登場も有力視されている。スイーベル機構を採用した楕円形のイヤーカップと、薄いメタルのアームに取り付けられたヘッドバンドで構成されたシンプルなデザインとなるAirPods Studioは、Boseの「Bose 700」に近いデザインになることも示唆されている。こちらは、すでに販売価格もリークされており、米350ドル、日本円にして約38,000円の値段で発売されるようだ。
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加えて、Appleの端末の紛失を防止することができるデバイス「AirTags」も発表されることが伝えられている。iPhone 11以降に採用されているU1チップを搭載しているAirTagsは、同チップが搭載されたデバイスの位置を正確に把握できる仕組みとなっているそう。またレザーケース付きで発売されるようで、アクセサリーとしても利用できる仕様になっているようだ。
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この他にも今後発売されるMacシリーズがARMプロセッサに移行することも発表される可能性も指摘されており、その第1弾としてARM搭載のMacBook Proが紹介されることも伝えられている。こうなると、ハードウェアの情報の方がたっぷりあるようにも思えるが、果たして当日、どんな製品が紹介されることになるだろうか? 23日の配信をお見逃しなく!