＜TOKYO ART BOOK FAIR＞が今年はオンラインで開催決定！ZINEなどのリターンがついたクラウドファンディングもスタート

毎年開催されているアジア最大規模のアートブックフェア＜TOKYO ART BOOK FAIR＞が、11月16日（月）から23日（月）までの1週間、東京都現代美術館の建物をインスピレーション源としたバーチャル空間で＜VIRTUAL ART BOOK FAIR＞を開催する。

アジア最大級のアートブックフェア＜TOKYO ART BOOK FAIR＞が今年はオンラインで開催決定！

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からオンラインでの開催となった＜VIRTUAL ART BOOK FAIR＞は、世界各国からオンライン上に本の作り手たちが集結し、オンライン会議アプリやソーシャルメディア、チャットなどを使って来場者に直接本の魅力を伝える、新たなオンラインイベントだ。

本イベントでは、今年のゲストカントリーであるオランダの出版文化を紐解く企画として、毎年同国の優れたデザインの本が選出されるアワード『Best Dutch Book Design』の2019年の受賞作品を展示。また、イルマ・ボーム、カレル・マルテンス、ルース・ファン・ビークなど、オランダのアートブックシーンを牽引するデザイナーやアーティストらのインタビューとともに、彼らが影響を受けた本と手がけた印刷物を展示する『Dutch Artists’ Books: Then and Now』などの開催を予定している。

さらにこの度、新たな挑戦のために必要な資金を集めることを目的とした、クラウドファンディングプロジェクト『VABF KIOSK』がスタート。ファンディングのリターンとして、今年のゲストカントリーであるオランダや、本イベントと縁のあるアーティストやデザイナーによる限定のZINEやトートバッグ、ポスターなどさまざまな限定アイテムが登場する。デザイナーとアーティストがタッグを組む実験的なZINEシリーズでは、デザイナー・祖父江慎×写真家・川島小鳥、デザイナー・田中義久×写真家・横田大輔、デザイナー・田部井美奈×イラストレーター・anncoによる3冊のZINEをはじめ、『VABF KIOSK』でのみ購入可能なスペシャルなアイテムも多くラインナップしている。こちらもぜひチェックを！