■メインステージでは音楽やファッションが融合!
まずはメインステージとなる「もしもしステージ」に入ると、アリーナは既に人で一杯。鳥居型のスクリーンが光ると和太鼓を叩く映像がサイドに映し出され、オープニングを務めるTEMPURA KIDZが「<もしもしにっぽーん>、始まるよ~!」と会場を盛り上げると、そのまま本場高知のよさこいフェスでも審査員特別賞を受賞したハイブリッドよさこいに突入! RAM RIDERが手掛けた音楽やTEMPURA KIDZの振付と日本の伝統芸能が融合して、懐かしいのに新しい、とてつもなくユニークな空間を作り出していた。
TEMPURA KIDZ
一方、お馴染みのMCを「こんなにお洒落なイベント、でんぱ組.inc、大丈夫かな~?」と<もしもしにっぽんFESTIVAL>仕様にアップデートしたでんぱ組.incは“ちゅるりちゅるりら”や“サクラあっぱれーしょん”などを披露。直前にはSPPINSのファッション・ショーにも飛び入りしてランウェイを歩き、会場からは「カワイイ~!」と声援が飛んでいた。音楽フェスでは起こりえない意外なサプライズも、カルチャー全般をテーマにしたこのフェスならではだ。
でんぱ組.inc
そんなメインステージを彩るもうひとつの主役は、武智志穂や田中里奈、青柳文子などがランウェイを歩いたファッション・ショー。カップルウォーキングや総勢100人のハイパーランウェイ、青文字系モデルがコスプレを披露したアニメイトのランウェイなど、企画ショーも抜群にユニークだった。
また、カラオケの得点を競い合う<第一興商 presents LIVE DAM KARAOKE>では、海外の出店ブースを勝ち上がった猛者が来日して大好きなJ-POPを日本の大観衆の前で披露。ロンドン会場の優勝者が『美少女戦士セーラームーン』の主題歌を渋~いバリトン・ヴォイスで歌って高得点を出したり、この日会場ブースで高得点を出した日本の一般女性2人も加わったりして、海外/日本の参加者両方に温かい拍手が送られたステージは、この日の雰囲気がとてもよく感じられる一コマだった。