まだまだいるよ。野生の肉球たち。

<トラ>

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トラ:ロシア、中国、インド、東南アジアに生息

アムールトラ、マレートラ、スマトラトラ、インドシナトラ、ベンガルトラ、ジャワトラなどの亜種がいます。野生のトラの生息数は約4000頭とも言われており、絶滅が心配されています。

また、多摩動物公園に昨年完成した新アムールトラ舎は、一部がガラスになっており、間近でトラを見ることができます。

<ライオン>

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ライオン:アフリカ、インド北西部に生息

ライオン=アフリカのサバンナというイメージがありますが、インドにも生息しており、インドライオンと呼ばれるそう。アフリカライオンよりやや小柄で、淡い色をしているものが多いそう。生息数は約39,000頭(インドライオン320頭)。

ちなみに冬の多摩動物公園のライオンたちは、ライオン園の北側東寄り(橋側)の壁沿いの日だまりに集まることが多いのだとか。

<チーター>

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チーター:アフリカ南部と東部、イランの一部に生息

生息数は10,000頭以下。ネコ科の動物は爪をしまうことが出来るのが特徴ですが、チーターは出た状態になっており、走る時にスパイクの役目を果たします。

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可愛いぬいぐるみ。一見同じに見えますが……

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模様が違います。

キングチーターと普通のチーターの柄の比較が出来ます。「キングチーター」 は世界でも数十頭しかいない珍しいチーター。発見された当初は別種と考えられていましたが、その後の研究で同種と判明。普通のチーターの斑点模様がつながって帯状となったもので、劣性遺伝によって産まれた個体です。

<サーバル>

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サーバル:アフリカ大陸サハラ砂漠以南のサバンナに生息

「サーバル」という名前はスペイン語の猟犬に由来します。以前は英名を翻訳した「サーバルキャット」という呼び名が主でしたが、最近は「サーバル」と呼ばれています。

小さな頭、長い手足、そのスタイルの良さから『サバンナのスーパーモデル』、『ネコ科の中でも美しい動物 』とも言われます。

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