昨今のコロナ禍中、おうちにいる時間が増えたという方も多いことだろう。
これほどまで多く、そして唐突におうちにいる時間が増えてしまうと、余暇をどう過ごしたらいいのかわからない。なかには、家でヒマを持て余してしまっている方もいらっしゃるはずだ。
かくいうQetic編集部も、おうちで何をしたらいいんだろう、なんて思いにふけりながらNetflixで配信中の映画やドラマなんかを観ていたところ、こんな考えがふと頭をよぎった。「アーティストの人たちってこの作品を観て、どんなことを考えているんだろう?」
ということで、Qeticではこの度、Netflixで現在配信中の映画やドラマ、ドキュメンタリーなどの映像作品の中から、アーティストの方々にひとつの作品を選んでいただき、その作品に対してどんな思いや感情を抱いているのかを赤裸々に語っていただいた。彼らの意見を聞いた上で作品を観れば、きっと思いを共有できるはず!
第25弾となる今回は、ダンス&ヴォーカルGIRLグループ・ONE CHANCEの平野沙羅が語る『MEG ザ・モンスター』。
平野沙羅 – 『MEG ザ・モンスター』
サメといえば恐ろしいイメージがあり、緊張感や恐怖を感じることが多いはず。だけどこの作品は期待しているほどの緊張感や恐怖はあまりない。
それって退屈なんじゃないの? 物足りなくない? と思った人もいるはず。
だけどこの作品はそこじゃない。とにかくVFX技術が凄い!
サメがフルCGで再現されているのですが、本物よりも本物のその技術の高さに圧倒されます。映画だからといって変にサメに表情をつけたりせず、どんなときも無表情。そこがまたリアルで最高でした。
緊張感や恐怖が大きくないからこそ、サメの細かなところまで堪能することができアトラクションのような感覚で最初から最後まで楽しめました。
ドロドロの血が出ていたりグロテスクなシーンがなく「緊張感や恐怖があまりない」のは制作会社が老若男女観られるサメ映画を目指した作品だからかもしれません。
壮大なスケールやリアルな巨大ザメを求める人、サメ好きの人にはたまらない作品です。
映画『MEG ザ・モンスター』特別映像ビーチ編
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