世界最大級アダルトサイトPornhubが、サイト訪問の多い都市トップ20を発表した。同サイトは毎年年末にサイト訪問回数の多い国ランキングを発表してきたが、今回はより人口が密集している都市での比較となる。
ランクインした20の都市は、合計でサイトの16.8％のアクセスを貢献。1位の座を獲得したのはニューヨーク。人口数で言えば850万人と世界第26位となる街ではあるが、やはり最も忙しい街の住民たちは一皮剥けている。2位には、1位の街とほぼ同じ人口のロンドンがランクイン。3位となったのは、人口数が大きく下回り210万人が住むパリ。1位2位と比べると“単価”が非常に高く、街のシンボルであるエッフェル塔の見方が変わってくるに違いない。
6位に大阪、15位に横浜がランクイン
同ランキングには、都市別サイト滞在時間、男女比、使用デバイス、検索・関連カテゴリーと、その都市の個性がわかる項目も記載されている。ランキングされた都市の平均滞在時間は10分13秒、最長は韓国・ソウルで12分15秒、最短は日本の各都市で9分以内という結果が出ている。気になる日本では、6位に大阪、15位に横浜がランクインしている。
ニューヨークやロンドン、パリ、トロントなどの大都市は多文化的であるために、検索カテゴリーにそれが反映されていることに納得がいくはずだ。一方日本では、大阪・横浜の2都市とも大きな変化はなく、人気カテゴリーには1位に「日本人」、2位に「Hentai」、そして「素人」「○○し」「巨乳」と続いている。関連カテゴリーはかなり大きな変化があり、大阪は「男性ソロ」「バイセクシャル」「金髪」、横浜は「○○ン」「赤髪」「カートゥーン」と並ぶ。両都市とも使用デバイスの80％はスマホで、女性ユーザーは20％ほどだ。
Netflix『全裸監督』もそのことに触れるように、エロの動向を観察することは、社会を見直すこと。日々勉強あるのみだ。
