それでも、生きていく』、『最高の離婚』、『カルテット』、『anone』など数々のヒットドラマを執筆している脚本家・坂元裕二が、今、書きたいものを書き、自ら演出する朗読劇東京・大阪にて開催することが決定!

高橋一生、有村架純、松岡茉優ら計6人の豪華出演者が朗読

今回は、書籍『往復書簡 初恋と不倫』収載の「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」、「カラシニコフ不倫海峡」2作品に、本公演のために書き下ろした新作「忘れえぬ 忘れえぬ」を加えた計3作品が上演される。

朗読は、高橋一生酒井若菜林遣都有村架純風間俊介松岡茉優が日替わりでお送りする。坂元裕二の世界観をそのまま舞台で表現できる豪華俳優陣が揃うことになった。

また、音楽は新進気鋭のアーティスト諭吉佳作/menが担当し、この公演のために新曲を書き下ろした。坂元裕二による繊細な男女の会話劇は見逃せない!

高橋一生、有村架純、松岡茉優らが出演!脚本家・坂元裕二が新作含む3本の朗読劇を東京・大阪で上演 ac200210_sakamotoyuuji_roudoku_01

・第1作品 「忘れえぬ 忘れえぬ
書き下ろし新作。

・第2作品 「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA
男のもとに初恋の女からの手紙がふいに届いた。東京に向かう高速バスの車中で書かれた手紙だった。わたしは東京で結婚し、その相手はこのバスの運転手ですと書いてある。しかしその手紙が届いた頃、男は既にあるニュースを目にしていた。
“東名高速道路高速バスの横転事故。死者 8 名。運転手は逃亡中” 生き残った女は婚約者である運転手の行方を捜しはじめた。男もまた女を救おうとしていた。二人は再びあの海老名サービスエリアで交錯する。幾つかの悲しみの川がより深い悲しみの海に流れ込む。

・第3作品 「カラシニコフ不倫海峡
平凡な夫婦だった。ある時妻がアフリカへ地雷除去のボランティアに行くと言い出した。数ヶ月後、妻は少年兵の持つカラシニコフに撃たれて死んだ。男が悲劇の夫として注目を浴びた時、見知らぬ女から手紙が届く。“あなたの妻は生きています。アフリカの地でわたしの夫と暮らしています。わたしたちは捨てられたのです” 男は真偽を確かめるため、女と待ち合わせる。互いの伴侶が密会を繰り返していた円山町。ホテルの名前は、『カ テドラル』。残された男と女が今、雑居ビルの谷間の海に溺れてゆく。

ただ往復する手紙による物語で、今回で三作目になります。これまでに多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わるたびに、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じられるのが何よりの面白さです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです。

坂元裕二

EVENT INFORMATION

坂元裕二 朗読劇 2020
「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」

高橋一生、有村架純、松岡茉優らが出演!脚本家・坂元裕二が新作含む3本の朗読劇を東京・大阪で上演 ac200210_sakamotoyuuji_roudoku_02

東京公演
2020年4月14日(火)〜22日(水)
よみうり大手町ホール
全席指定¥6,800(tax incl) ※未就学児入場不可
チケット発売日 3月14日(土)10:00〜

作・演出 坂元裕二
音楽 諭吉佳作/men

出演
A.高橋一生×酒井若菜
B.林遣都×有村架純
C.風間俊介×松岡茉優 (出演日順)

朗読作品
1新作「忘れえぬ 忘れえぬ」
2「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」
3「カラシニコフ不倫海峡」

大阪公演
2020年4月25日(土)〜26日(日)
松下 IMP ホール
全席指定¥6,800(tax incl) ※未就学児入場不可
チケット発売日 3月22日(日)10:00〜

出演
C.風間俊介×松岡茉優

朗読作品
1新作「忘れえぬ 忘れえぬ」
2「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」

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