紗倉まなの処女小説『最低。』が文庫化、2017年9月23日(土)に角川文庫より発売となった。
横山秀夫原作の映画『64-ロクヨン-』を手掛けた瀬々敬久監督により今秋、実写映画化も決定している現役AV女優・紗倉まなの小説デビュー作が待望の文庫化を果たした、
AV出演歴のある母親を憎む少女、あやこ。家族に黙って活動を続ける人気AV女優、彩乃。愛する男とともに上京したススキノの女、桃子。夫のAVを見て出演を決意した専業主婦、美穂。四人の女優を巡る連作短編小説。
映画『最低。』いよいよ11月25日(土)公開!
2016年は98の国と地域から1,502本もの応募のあった東京国際映画祭コンペティション部門に、今年、映画『最低。』がノミネート決定! 今年は本作を含む15作品がノミネートされている。
紗倉まなよりメッセージ
瀬々敬久監督にメガホンをとっていただいた映画「最低。」が東京国際映画祭にノミネートされるという素晴らしいお話に、ただただ感激しております。
今回、私の処女作「最低。」が文庫化されるにあたりまして、書き下ろしエッセイも入れさせていただきました。
映画のほうは一足先に試写会で拝見しましたが、AV業界に足を踏み入れる女性3人が織り成す世界を、素晴らしく魅力的に表現していただいていました。儚げで、脆いけど強い、そんな女性の芯の部分にふわりと触れたような感動がありました。女性に生まれて良かったな、いや、女性に生まれて良かったのかな、としみじみ考えさせられるような。
たくさんの方に観ていただきたい映画です! 改めまして、よろしくお願いいたします。
女優・紗倉まな執筆の小説が映画化/ 『最低。』予告編
著者:紗倉まな(さくら・まな)
1993年3月23日、千葉県生まれ。工業高等専門学校在学中の2012年にSODクリエイトの専属女優としてAVデビュー。2015年には「スカパー! アダルト放送大賞」で史上初の三冠を達成する。テレビ出演や雑誌グラビアでも活躍し、『週刊プレイボーイ』(集英社)、『messy』(サイゾー)でコラム連載。著書に単行本『最低。』、『凹凸』(ともにKADOKAWA)、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』(宝島社)、スタイルブック『MANA』(サイゾー)がある。
RELEASE INFORMATION
『最低。』
2017.09.23(土)発売
紗倉まな
仕 様:文庫判/272ページ
ISBN:9784041026328
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