昨年現役AV女優でありながら小説家デビューを果たした紗倉まなの処女小説『最低。』の映画化が決定した! メガホンを取るのは、『64-ロクヨン- 前編/後編』で第40回日本アカデミー賞・優秀監督賞を受賞し、今年も公開作が続々と控え、日本を代表する映画監督として今注目の瀬々敬久監督。現役AV女優による小説という他に類のない文芸作品の映画化に挑む。『最低。』は2017年秋、角川シネマ新宿ほかにて公開!

原作はトップクラスの人気を誇る現役AV女優でありながら、昨年小説家デビューを果たした紗倉まなによる同名の処女小説。AV業界に関わる4人のエピソードを連作小説の形で描いた作品で、発売時は 渋谷TSUTAYAやブックファースト渋谷店など数々の店舗で書籍ランキング1位を獲得。意外にも購入層の5割は女性で、その中でも20代が一番多いという、若い女性からから絶大な支持を得た文芸作品だ。紗倉まなは現在新作小説を執筆中。女性小説家としても今後の活躍が期待されている。

そしてこの度、映画化に寄せて瀬々監督、紗倉まなからコメントが到着した!

現役AV女優・紗倉まな、処女小説『最低。』2017年秋・映画化決定! 413cd8a20164b127e80995a5a1f083cf-700x1050

瀬々敬久監督より映画化に寄せてのコメント

AV女優さんの闇はよく分かりません。ただ紗倉まなさんの原作が、そこに光を当てたものではなく、家族や夫、友人、そういう普通の関係の中で必死に生きようとするAV女優たちが描かれていたのに惹かれました。性愛を巡る女性映画、目指したものはそれです。ピンク映画で監督となってから30年近く、こ ういう小説と出会えたことを幸福に思います。

原作・紗倉まなより映画化に寄せてのコメント

ごくふつうの女の子たちが立ち寄ったAVという特殊な世界で、どう悩んでどう生きていくのか。私なりに描いたテーマを今度は映像を通して観ることができるだなんて、本当に嬉しく光栄に思います。ぜひ、年代を問わず、多くの女性に観ていただきたいです。

紗倉まな Twitter