はじめまして。ダゼー・ファンク Jr.と申します。これからQeticコラム『みちくさボンバイエ』にて、様々なプロレスの魅力で皆さんとボンバイエしていければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
本日お話するのは、その左手一本で昭和のプロレスを引っ張ってきたスタン・ハンセンについて。僕は幼少の頃、ハンセンのウエスタンラリアットこそが世界最強だと信じて疑いませんでした。まずはとにかく、その力技のインパクトをご覧ください。
スタン・ハンセン ウエスタンラリアット集(計95発)
どうですか、どうですか。この技ね、最後の最後までなかなか出してくれないんです。僕はいつもテレビにかじりつきながら、今か今かとラリアットが出る瞬間を待っていました。ウエスタンラリアットが見事にきまって相手をリングに沈めると、先程の動画にあった有名すぎる入場テーマが流れ(曲名は「サンライズ」)、僕はテレビに向かって右手を突き上げ、ハンセンと一緒に「ウィィィィーッ!」。嗚呼、子どもながらに至福の瞬間。
アメリカ・テキサス州からやってきたハンセンは圧倒的な強さを誇り、当時実況アナだった古舘伊知郎さんから「不沈艦」「ブレーキの壊れたダンプカー」と呼ばれました。ちなみに、プロレスの実況アナの中では、(賛否両論ありますが)僕は古舘さんの後の辻よしなりアナウンサーが好きです。長州力の引退試合での実況「ありがとう長州! でも本当は・・・行かないでくれぇぇぇーーー!!」に泣きました。泣きますよあれは。
実況アナウンサーの話にそれてしまったところで、最後に1992年に行われたハンセンvs川田利明の1戦をご紹介。もちろん、最後はウエスタンラリアット出ますよ!(実は元読売ジャイアンツのピッチャーからプロレスへ転向したジャイアント馬場と、松村邦洋ではなく本物の元阪神タイガース掛布さんが実況解説。)
Hansen vs Kawada
次回はプロレスの天才武藤敬司の第2の顔、「グレート・ムタ(愚零闘武多)」でボンバイエ。それでは。
※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。