3回目を迎えましたQeticコラム「みちくさボンバイエ」。このコラムが僕の自己満で終わらず、少しでもプロレスファンを増やすきっかけになればと日々願っております。
前回の最後で「次回は長州力」と言っておきながら、やっぱり久々にライガーが見たくなってしまいまして。今回は意気揚々と獣神サンダーライガーでボンバイエしたいと思います。
「獣神サンダーライガー」。プロレスを知らない人からすると、正直ナンセンスなリングネームだと思いますよね。実はタイガーマスクと同様、当時のアニメ「獣神ライガー」をモチーフに生まれたレスラーなんです。猪木のストロングスタイルと呼ばれる本気(マジ)なプロレスが全盛を迎える中、正直、急に出てきたアニメみたいなキャラクターにがっかりしたファンもいたと思います。ただし、タイガーマスクと同じくその強さは本物であり、ライガーは新日本プロレスのジュニアを代表するトップレスラーとしてプロレス界を牽引してきた正真正銘のヒーローです。
ライガーの技をわかりやすくまとめたハイライト動画があったので、最初はとにかくこちらをご覧ください(BGMはライガーの入場曲でありアニメの主題歌「怒りの獣神」、ダサいですがファンにはたまらなくくせになる曲)。
The Top 50 Moves of Jushin Liger
はい! みなさんの興奮が冷めないうちに、すかさずもう1本動画をご紹介。新日本プロレスのジュニアヘビー級の代表として、ライガーは様々な他団体のエース達とも死闘を繰り広げ「ジュニアがヘビーを超えた」とも言われたジュニア全盛期を築きあげていきました。
まずは東北地方を中心に活動している団体「みちのくプロレス」のザ・グレート・サスケとの名試合をハイライトで。サスケ選手は国会議員に当選した時、マスクを着用したまま国会に出席して話題になりましたね。学校の自由工作でサスケマスクのお面を作った小学生の僕に対して、先生が言った一言「それは・・・何?」が未だに忘れられません。
Jushin Liger vs The Great Sasuke NJPW 9/7/1994 Highlights
1994年にライガーの提案で実現したトーナメント大会「スーパーJカップ」には、ハヤブサ、サスケ、ドラゴン、デルフィンなど、プロレス団体の垣根を越えた数々のスター選手が登場しました。今度はその歴史の中の1試合をご紹介。当時WARという団体に所属し、最近人気を集め始めた「ドラゴンゲート」という団体の生みの親でもあるウルティモ・ドラゴンとの一戦です(試合途中からの動画でごめんなさい)。
Jushin Liger v Ultimo Dragon
さて、今回はいつもよりちょっとテンション高めに書いてきましたが、ライガーの魅力は伝わりましたでしょうか? 思い返せば同級生が遠藤久美子や鈴木保奈美のポスターを部屋に貼っていた中、思春期の僕の部屋に貼ってあったのはライガーの直筆サイン入りポスターでした。最後に、僕がライガーのファンになったきっかけとも言える1993年に福岡ドームで行われた試合をご紹介。当時エースのライガーが負けてしまい話題となった、タイガーマスク3代目の輝かしいデビュー戦です。
毎回昭和のプロレスばかり紹介している気がするので・・・現在数々のプロレス記録を更新中、プロレス界に金の雨を降らせている「レインメーカー」オカダカズチカで次回はボンバイエ。それでは。
※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。