時期K-1やプライドに流れてしまった格闘技ファンの方や、まだプロレスを見たことがない皆さん、興味本位でも良いので一度今の熱いプロレスを見てみてください。そんな皆さんを、プロレスファンの我々は全力で歓迎します。っということでこんにちは、今週もみちくさボンバイエの時間がやってまいりました。

今回は、プロレスのポピュラーな技の一つ「バックドロップ」でボンバイエ。おそらく誰しもが聞いた事がある技の名前だと思います。ただですね、完成されたその技がもはや芸術の域に達している事なんて、あまり知られていないでしょう。とはいえ、ただのマニアの気持ち悪い熱弁だと思われない様に、とにかく見て頂こうと思います。まずは、スティーブ・ウィリアムズのデンジャラスバックロドップをご覧あれ。

スティーブ・ウィリアムス バックドロップ特集

見ましたかこの角度。たかがバックドロップ、されどバックドロップ。メジャーすぎる技ながら文句の付けようがない必殺技なのが、このスティーブ・ウィリアムズのデンジャラスバックドロップ。その昔「鉄人」ルー・テーズによって開発されたこの技はここまで完成度を高めました。ただ、日本人の中にもバックドロップを芸術と呼ばれる域まで完成させたレスラーがいました。正解は分かりましたね、そう、ジャンボ鶴田です。彼のバックドロップはよく「ヘソで投げるバックドロップ」と呼ばれましたが、自らの体を反りながら、相手のヘソを中心として足先がきれいな弧を描くのがとても美しい。

ジャンボ鶴田 バックドロップ43連発

スティーブ・ウィリアムズもジャンボ鶴田も、49歳の若さでこの世を去ってしまいましたが、歴史に残る名勝負を幾多も繰り広げた名レスラーでした。

ということで最後に。バックドロップは全然関係ないですが、僕が今見たくなったので飯伏幸太のフェニックス・スプラッシュを見てお別れしようと思います。

次回は、アメトーークの「今、プロレスが熱い芸人」でケンコバがなりきっていた「反逆のボマイェ」中邑真輔でボンバイエ。それでは。

※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。