昭和のプロレス全盛期、プロレス中継はゴールデンタイムに生放送されてました。そして現在唯一の地上波放送、テレビ朝日土曜日深夜の「ワールドプロレスリング」。深夜枠にはなりつつも以前は1時間番組でしたが、プロレス人気の衰退と共に30分番組になってしまいました。しかしプロレス人気が再熱している今こそ、また1時間番組に戻して良いんじゃないでしょうか? そんな事を最近毎日考えています。ということで今回は「選ばれし神の子」と呼ばれる中邑真輔でボンバイエ。
中邑真輔といえば。ある時を機に、彼はリング上でクネクネしはじめました。クネクネしながらのファイティングスタイル、はじめは僕も「おいおい、真輔どうした?」と思ったものです。本人曰く「スピードや瞬発力の為に行きついた脱力」と話していましたが、まぁOASISのリアム・ギャラガーの歌い方的なものなんでしょう。
Shinsuke Nakamura Entrance – Wrestle Kingdom 9
クネクネの他にも中邑真輔ワールド全開なのが、そのマイクパフォーマンス。
試合が終わると「もう闘うのイヤになっちゃったよ・・・うっそーーーーん!」
挑戦表明されると「どうしようかなぁ・・・。答えはこうだ。イヤァオ!!」
インタビューでは「誰か俺をもっとたぎられてくれよ。」
今回はその中から、僕が一番好きな「イヤァオ!!」をご覧いただきたいと思います。
中邑真輔「イャオ!!」
中邑の必殺技といえば、そう、「ボマイエ」。助走をつけて相手に接近し、体を反りながら全体重を膝にのせて相手の顔面に叩き込む技。その切れ味抜群の必殺技に、数々の強者たちがリングに沈んでいきました。正面からのボマイエ、背後からの延髄ボマイエ、セカンドロープからのダイビングボマイエ、バリエーションも豊富でスピードもあり、決まった時の破壊力はすごいものがあります。
ボマイェ
「朝起きた瞬間、目の前からボマイエが飛んでくる」そんな夢を時々見るのは僕だけでしょうか? 毎回驚いて飛び起きます。それでは最後に、新日本プロレスとNOAHの対抗戦で中邑真輔がみせた劇的な逆転勝利をご覧いただきたいと思います。誰もが中邑が負けると思ったその時、見事としか言いようがない跳びつき腕ひきじ逆十字固め。中邑の意地とセンスが光った一瞬でした。いや~、さすが!
中邑真輔的逆轉必殺技
次回は、最近ガキの使いでガッデーム! からの方正ビンタでお馴染みの「黒のカリスマ」蝶野正洋でボンバイエ。ガッデーーーム!!!!
※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。