皆様のおかげでこのプロレスコラム「みちくさボンバイエ」も11回目。いつも一緒にボンバイエして頂き、本当にありがとうございます。今回ボンバイエするレスラーは、ド演歌ファイター越中詩郎。「アメトーク」でよくケンコバが越中になっているので、ご覧になった事がある方も多いかと思います。
ケンドーコバヤシ 越中詩郎漫談
この動画、越中を知らない方はよく分からないかもしれませんが、すごく越中の特徴をつかんでいるんです。まず、ケンコバが連呼する「ふざけんな馬鹿野郎」の口調はこれですね。
越中、キレる!
あとの特徴を確認してもらいつつ、越中詩郎の特集動画をご覧頂きたいと思います。動画の中には若かりし頃の蝶野や武藤も出てきますよ。知らない人は驚くと思いますが、越中詩郎の得意技といえば「ヒップアタック」。その名の通り、お尻で相手にぶつかる技です。え? それ痛いのかって? おそらく、越中のお尻は鍛えぬかれて鋼鉄の様に硬いんですよ。うん、たぶん、きっと・・・ね。
越中詩郎特集
越中は「サムライ戦士」「ド演歌ファイター」と呼ばれるだけあって、尻だけでなくその根性と男気はすごいものがありました。頭を剃り上げて「平成維新軍」を立ちあげ、長州力率いる「昭和維新軍」と全面戦争を繰り広げていた越中からは、どれだけ技をくらっても立ち上がる不屈の精神力をいつも感じました。
なんか今回のコラムは短い様な気がしますが、百聞は一見にしかず。最後に、2003年に実現した、かつてライバルとして数々の名勝負を繰り広げた三沢光晴との久々の一戦をご覧いただきたいと思います。僕は越中でボンバイエできて、とりあえず今回も満足です。
NOAH 06.12.2003 – Mitsuharu Misawa vs Shiro Koshinaka
次回も越中と同様、今までいつ取り上げるかずっとタイミングを伺ってきた小橋建太かマサ斎藤でボンバイエしたいと思います。プロレス史には名レスラーが多すぎて順番に迷いますね。次回もお楽しみに、それでは。
※上記画像は動画をスクリーンキャプチャしたものになります。