さぁ、<1.4 東京ドーム>の大会レポもいよいよ後編!! みなさん前編は見て頂きましたか? 後半もメインイベントへ向けて熱い試合が続きます。どんな試合かって? 答えはこうだ! YeaOh!!
第6試合 スペシャルシングルマッチ
後藤洋央紀 vs 内藤哲也
最近の内藤は相変わらず独特の不気味なキャラ出してきますね。1団体に1人こういうレスラーがいると、その団体が面白くなる気がします。パートナーのEVILを連れてきた内藤を見ていると、昔サブゥーを連れてきて新日本を荒らしまくってた蝶野正洋を思い出しました。あれ、サブゥーをご存知ない??当時、机や椅子を凶器に使わせたら右に出るものがいなかったサブゥーの試合、ぜひご覧ください。
ロブ・バン・ダム vs サブゥー 1997.5.31
第7試合 NEVER無差別級選手権試合
石井智宏 vs 柴田勝頼
僕の中で今年の1.4東京ドームのベストバウト!! この2人が闘ったら本当に根性と根性のぶつかり合いですね。素晴らしかった! 「相手の技を全て受けきって、それでも勝つ」というプロレス独特の美学を1番感じられた試合でした。そして、柴田がベルトを奪って新王者に!! 柴田の腰にこのベルトが巻かれることで、きっとベルトの輝きが増すことでしょう。さすがにこの試合の動画はなかったので、過去の柴田の試合動画をご覧ください。
NJPW WORLD TAG LEAGUE 2014 FINAL 後藤洋央紀&柴田勝頼 vsカール・アンダーソン&ドク・ギャローズ
第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合
中邑真輔 vs AJスタイルズ
昨年1年間でベルトの価値を上げたのは、ダントツでIWGPインターコンチのベルトだと思います。なんでインターコンチの価値が上がったのか、それは間違いなく中邑真輔が巻いていたからだと思います。中邑がベルトをかけて死闘を繰り広げる度に、毎回ベルトの輝きが増していきました。それほど、昨年のインターコンチ試合は毎回「死闘」だったんです。今回も素晴らしい「死闘」でした。それでは、中邑真輔の必殺技「ボマイエ」をどうぞ!
ボマイェ
第9試合 IWGPヘビー級選手権試合
オカダ・カズチカ vs 棚橋弘至
闘う前から面白い試合になる確率120%のこの試合。やっぱりこの2人はスターですね! ヒーローですね! 入場した瞬間に会場のボルテージが一気に上がるのを感じました。あと、オカダが入場の時に「金の雨」を降らせる演出、大好きです。すごい緊張感のもとに試合開始のゴングが鳴りましたが、やはり2人とも闘い方に華があって実力も申し分なく、こういうのをスター性って言うんだなぁと思いました。1.4東京ドームになるとなぜか勝てなくて毎年悔しい思いをしていたオカダ。ついにベルトをかけたメインイベントで勝利する事ができました!! 棚橋の必殺技「ハイフライフロー」を2連発でくらってもオカダが歯を食いしばりながら2カウントで返した瞬間は、会場中から「おぉぉぉぉぉぉぉーーーーー!!!」という歓声による地響きが鳴りわたり、この日1番の盛り上がりを見せていました。
過去の動画になりますがオカダが棚橋をリングに沈めた必殺技「レインメーカー」はこれです!!
オカダカズチカ レインメーカー
<1.4 東京ドーム>の大会レポ、いかがでしたでしょうか?こんなコラムじゃ伝わらないくらいプロレスの会場は盛り上がりますし、各団体とも年間通して様々な大会を開催してますので、ぜひみなさまもプロレス会場に足を運んでみてくださいね。
ちなみに今回の僕の戦利品はこちら。中邑真輔の『YeaOh!タオル』(バレットクラブのタオルとかなり迷った……)。次回のボンバイエもお楽しみに、それでは。