みなさん、こんにちは!! 突然ですが、2ヶ月ほど前にTwitterをはじめました! (@dazeyfunkJr)コラムほどまとまっていない小さなことや、タイムリーな話題をつぶやいてますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
さて、夏ということで新日本プロレスは<G1クライマックス>という毎年恒例のリーグ戦大会が約2ヶ月にわたって絶賛開催されていますが、今回出場している中で注目を集めているレスラーの1人が天山広吉。小島聡から出場権を譲ってもらっての出場となっていますが、毎試合小島選手がセコンドに付いてまだまだ若い者に負けてたまるかと、快進撃を続けていますね。そういうわけで今回のコラムは猛牛天山広吉でボンバイエしたいと思います。まずはせっかく<G1>の話題になったので、天山が<G1>で史上2人目となる連覇を達成した時の総集編動画をご覧ください。当時「新・闘魂三銃士」と呼ばれる棚橋、中邑、柴田を破って優勝しました。
G1 CLIMAX 2004 Highlight (天山広吉が新・三銃士3タテで優勝)
僕が天山と出会ったのはまだ僕が小学生の頃、その頃はまだ山本広吉というレスラーでした。たしか新日本プロレス若手の合宿の様子がテレビで放送されていて、まだ若手だった天山が宴会の席で、歌いながらおでこに爪楊枝を何本も刺して笑いをとっていたのを強烈に覚えています。その後、新日本プロレスの若手の大会<ヤングライオン杯>に優勝した天山は、海外に武者修行に行くことになりました。
2年後に凱旋帰国した天山は本当に強くて勢いがありました。その時新日を引っ張っていた蝶野・橋本・武藤らのトップレスラーと互角に闘い、凱旋からわずか1か月程度でIWGPのベルトに挑戦するまでに大きくなっていました。そして天山は、蝶野が結成したnWo JAPANの中心メンバーとして猛威をふるっていくことになります。今の新日では内藤哲也率いるロスインゴが勢いづいてますが、その頃のnWoはそれとは比べものにならないくらいの勢いで勢力を拡大していて、新日のリングでは完全に誰も手がつけられない状態になっていました。僕はその当時のnWo Tシャツを未だに大切に持ってます。せっかくなので蝶野らと一緒に猛威をふるっていた時の動画を2つ続けてご覧頂きましょう!
NJPW GREATESTMOMENTS CHONO&HIRO&TENZANvsNAKANISHI&NAGATA& KASHIN
NJPW GREATESTMOMENTS CHONO&TENZANvsTANAHASHI&YOSHIE
そのnWoのメンバーの中で生まれたのが今でも名タッグとなっている天山広吉&小島聡の「テンコジ」タッグ。現在の絶妙なコンビネーションはこの頃から顕在でした。しかし、小島がまさかの全日本プロレスへの移籍が決まった上に、長い間タッグパートナーとなっていた蝶野とも確執が生まれることとなります。その後GBHという軍団を立ち上げて引っ張っていた天山ですが、内部分裂で追放され、そこで助けに入ってくれた飯塚高史からも試合中に裏切りにあい、天山は完全に居場所をなくしました。そんな時、突如新日のリングに現れて天山を助けてくれたのがあの小島聡でした。集団攻撃を受ける天山を助けた小島がマイクで言ったひと言「天山、待たせたな。」は、本当にかっこよくて涙が出そうになるくらい感動的な言葉でした。
それでは、試合後に小島聡が登場したその歴史的な飯塚との試合と、その後再結成されたテンコジタッグの試合を続けてご覧ください。
2008.07.08 TENZAN vs IIZUKA
NJPW GREATEST MOMENTS TENZAN&KOJIMAvsNAKAMURA&GOTO
いかがでしたでしょうか。日本のプロレス界全体が盛り上がっている今、タイムリーな試合ももちろんおもしろいですが、今回の天山のようにプロレスラーにはそれぞれのドラマがあります。たまには過去の試合を遡って見ていくのもとてもおもしろいと思いますよ。昭和のプロレス話をする時はぜひ僕のことも誘ってくださいね。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。