第5試合 王道トーナメントスペシャルタッグマッチ(滝澤大志、崔領二、大森隆男 vs 吉江豊、ボディガー、長井満也)
きましたワイルド大森隆男!! ノーフィアー世代の僕は、ワイルドな大森隆男さんを見るだけでテンション上がります。今回も安定のワイルドで会場を何度も沸かせていました。実はもう1人久々に見たいと思っていたのが崔領二選手。AKB48の“恋するフォーチュンクッキー”に小橋建太・ケニーオメガと一緒に出演していた崔さんですが、やはり試合は激しいですね!! 試合は無効試合となってしまいましたが、両チームとも激しいファイトをするレスラーが多かったので、見ごたえのある試合となりました。
第6試合 王道トーナメントスペシャルタッグマッチ(ジェイク・リー、宮原健斗 vs 青柳優馬、野村直矢)
さて続いては実力派エースの宮原とジェイク・リーの2人に、勢いのある若手タッグが挑みます。この試合は本当におもしろかった。僕の中ではこの日のベストバウトでした。
実力は明らかに宮原&ジェイク組の方が上なんですが、やられてもやられても立ち上がって向かっていく若手2人に時々エース2人が押される場面も。宮原&ジェイクの2人を本気にさせた青柳&野村へ会場中から賞賛の拍手が起きていました。そして試合後、「おまえら変わりたいんだろ?」という呼びかけと共に、宮原が青柳と野村の2人を自身のチーム「NEXTREAM」に勧誘。ジェイクはちょっと驚いて寂しそうでしたが、その場で青柳と野村のNEXTREAM入りが決まりました。
第7試合 王道トーナメント公式戦 優勝決定戦(諏訪魔 vs ゼウス)
さあ、いよいよメインイベント、王道トーナメントの決勝戦です! 絶対的な強さを誇る諏訪魔か、秋山選手の思いも背負って今まさにもう一皮むけようとしているゼウスか、その闘いが非常に楽しみでした。準決勝までのダメージは若干ゼウスの方が大きかった気がしますが、そんなのゴングがなったら全く関係ないですね。持ち前のパワーと気迫で立ち向かっていくゼウスに会場中が盛り上がりました。
日本人でここまで分厚い筋肉で覆われた完璧な体を作り込んだレスラーはなかなかいないですよね。昔、ゼウスが200kg以上ある曙を投げ飛ばした衝撃シーンを未だに覚えています。優勝まであと一歩のところまで相手を追い込んだゼウスですが、最後は諏訪魔の必殺技ラストライドが決まり、その強さの前に敗れてしまいました。それにしても諏訪魔の強さはすごいですね。まだ復帰して間もないのですが絶対王者の貫禄は健在、今回の優勝で本当の意味での完全復活を成し遂げた気がします。
全日本プロレスの大会レポ、いかがでしたでしょうか。今回も1日の間に本当に多くのドラマが生まれましたね。全日の大会も10月〜11月とたくさんの開催が決定しているので、ホームページでチェックして会場に足を運んでみてくださいね。ぜひ会場でお会いしましょう。
全日本プロレスに関しては、11月27日(日)の両国大会もレポートさせて頂く予定です。あの小橋建太の参加も決まっていて、久々の生小橋がすごく楽しみですね。最後に和田京平名誉レフェリーの写真を見ながらお別れしたいと思います。(全日本プロレスさん、最高の写真のご提供ありがとうございます!)次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。