シーズン数え切れないほどのファッションブランドが世界中から上陸する日本。流行のデザインを取り入れながら手頃な値段で手に入れることが出来るファストファッションブランドの国内進出はあっという間に全国へと広がり、街でそのショッピングバッグを見ない日はない。不景気の影響で“服が売れない時代”と言われながら、ハイエンドやメゾンも続々と旗艦店をオープンさせては、リニューアルを繰り返している。それは昔も今も変わらない。ここ数年で何が変わったのかと言えば、“消費者”そのものだ。

日本人で賑わうのは業界関係者のみが招待され、華やかな催しが行われるオープニングレセプションのみ。それ以外の通常営業日においては、近隣諸国からのショッピング目的で訪れた観光客の方が多い。“TAX FREE”と韓国語、中国語に翻訳されたアテンションボードを設置する店舗が一気に増加しているのがその証拠であり、すでに国内だけをターゲットにしていないことが分かる。アジアいちのファッションマーケットである東京はそういう時代の変化を迅速に受け入れ、流行として発信し続けるのだと思う。

[twocol_one][/twocol_one]
[twocol_one_last][/twocol_one_last]

そんな中でもすでにファッションメディアの間でも話題となっているのが、フランスから今春初上陸するビーチシューズブランドPRAIAZ(プライアツ)だ。PRAIAZは「BEACHのライフスタイルをもっと自由に楽しみたい!」(‘Live the BEACH’‘From the Beach to the Bar’ )をコンセプトに、決まったシーンに限らず、ビーチでもタウンでも履けるアクティブでおしゃれなビーチシューズとして、2013年よりスタート。本国フランスではBon Marche(ボンマルシェ), Merci(メルシー), Galaries Lafayette(ギャラリーラファイエット)など、セレブ御用達の有数ショップで展開され、ファッション感度の高い人々から絶大な支持を得ている。

シャープなフォルムでスッキリしたデザイン、カラフルでPOPなカラーバリエーション、軽くて、機能的、シューズに使用しているEVA素材にココナッツ・バニラ・モノイをミックスしたオリジナルのフレグランスを練り込ませており、臭覚も楽しめるという優れもの、さらにはシューズの裏側には世界各地のビーチの名前が刻まれていて、靴1足に対して隙のないこだわりを見せる。

メインとなるコレクションは、スリムで無駄のないシンプルなデザインが特徴的なスニーカータイプのBONITA(ボニータ)、バレエタイプのNUVEM(ヌベム)のレディースライン、BONITAと同型でカラーやラインのデザインが異なるSARADO(サラド)のメンズライン、そして、同型のFOFO(フォフォ)のキッズラインの全4型。金額は3,000円〜4,000円代と色違いで2足買いしたくなるロープライス。
何より、無駄のないシンプルで洗練されたデザインに、PANTONE COLORを基本とするヨーロッパならではの色の豊富さとカラーセンスが素晴らしい。

[twocol_one][/twocol_one]
[twocol_one_last][/twocol_one_last]

“安かろう悪かろう”の時代はとっくに終わっている。ハイセンスでキャッチー、それなのにロープライスというものの需要がこれからもどんどん増え続けていくだろう。
国内では、ヒカリエ、PARCO、atmos、オデット・エ・オディール・ユナイテッドアローズ、ビーミング・ ライフ・ストア・バイビームスなどでの展開が決まっている。3月から店頭に並ぶとのことなので、是非この夏のマストアイテムとしていち早く手に入れて欲しい!

次回は、PRAIAZのローンチパーティーの模様と、来場していたファッション感度高いお客さんのスタイリッシュなスナップをお届け! モデル、アーティスト、プレスなどなど、参考にしたいコーディネートがいっぱいですよ! お楽しみに♪

PRAIAZ official , akisome(IMPOSSIBLE)

alco International Ltd.
Tel:06-6538-3917