ロテルドでの私の気に入り
湧き出る聖なる水:
ホテル比叡のお水は、「弁慶水」という比叡山にある自然の湧き水です。そのお水の柔らかくて優しいこと。私たちが東京で飲んでいるお水の硬度は約60位なのですがこの弁慶水の硬度は約20だそうです。
お茶もおいしいはずです! SPAのセラピスト柏さんに「ここのお水、全然ちがいますか?」と質問したところ「全く違います!」とのこと。パックを作る時に、弁慶水を混ぜるとまるでホイップクリームのようにふわふわと軽やかに混ざるのだとか。
ライブラリー:
比叡山や琵琶湖に関する本が揃っていて、お茶や食後酒もいろんな種類があります。丁度ホテルの中心にあるので、ふと立ち寄っては本を眺めたり……お家で行ったらリビングルームみたいな感じでしょうか?
それぞれのゲストがお友達との時間をこちらでたのしまれていたホっとするお部屋です。
薬草風呂:
京都の嵐山にある「安藤漢方薬局」が配合した草根木皮の入浴剤。ライブラリーでピックアップできます。温泉ではないけれど、ゆっくりお風呂の時間を楽しんで欲しい、というロテルドさんのおもてなしです。私がこの夜のバスタイムにチョイスしたのは、センキュウ、ヨウキ、ヨモギ、マツフジが配合された「瞑想の湯」。漢方たっぷりの、本気の薬草風呂が楽しめます。これでぐっすりです。
わずか15時間のステイでしたが、京都とは全くちがう比叡山と琵琶湖が育んできた文化と独特の空気感、個性溢れる食と味わいを満喫。
日本一長いケーブルカー「坂本ケーブル」でゆっくりと坂本の街まで下山。
生憎のお天気だったので、坂本の街の観光は早足で。
美味しいおそばをいただいて旅をしめくくりました。
空気感も光りの色も、人々の上品なおもてなし……。 全てが落ち着いていて上品で、静かな安らぎが溢れた比叡山でのウィークエンド・ステイ。
お天気は灰色のだったけれども、ゆっとりとした時間をすごし「ゆとり」という感覚に満たされました。今度は秋の紅葉の季節に訪れたいです。
INFORMATION
星野リゾート ロテルド比叡
住所:〒606-0000 京都市左京区比叡山一本杉
予約・お問い合わせ:0570-073-022