ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンの最新作より、ヴァーチャル化したイギー・ポップと人気俳優ロバート・パティンソンが登場する『The Pure and the Damned』のミュージック・ビデオが解禁!
Oneohtrix Point Never – The Pure and the Damned (Official Video) ft. Iggy Pop
『グッド・タイム』
東京国際映画祭グランプリ&監督賞のW受賞を『神様なんかくそくらえ』で成し遂げたジョシュア&ベニー・サフディ兄弟による最新作『グッド・タイム』が11月3日(祝・金)より全国公開。
▼どんな映画?
カンヌ受賞監督最新作『グッド・タイム』は11月公開!
そんな『グッド・タイム』のサウンドトラックを手掛けるのが、なんと〈Warp Records〉のワンオートリックス・ポイント・ネヴァ! 本作品にて、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーは、ジョニー・グリーンウッドやジェド・カーゼル、イブラヒム・マーロフら錚々たる面子を抑え、本年度のカンヌ・サウンドトラック賞受賞し、映画の日本公開に先駆けて、先日〈Warp Records / Beat Records〉から、サウンドトラック・アルバム『Good Time Original Motion Picture Soundtrack』をリリースした。
『Good Time Original Motion Picture Soundtrack』へのコメント
冷酷に疾走する不協和音が、映画のラストシーンでついに落ち着き、ゆっくりとしたピアノの和音が響くと、神の声のようなイギー・ポップの唸りが、愛と死について語りかけるように歌う
– Vogue
近年最高のサウンドトラックの一つで、映画の荒々しい映像の下で、音楽が生き生きと鼓動する。
– the Playlist
至る所で響き渡るプログレッシブ・ロックのシンセサイザーは、ウィリアム・フリードキン、マイケル・マン、そしてジョン・カーペンターの「Assault on Precinct」といったヴィンテージ映画の残響を呼び起こしているが、決して模倣ではない。
– Hollywood Reporter
ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンによって提供されたスコアは、この映画と完璧にマッチしている。タンジェリン・ドリームのようなVHSスリラー・サウンドトラックに由来しながらも、ここ最近の模倣者たちとは比べものにならないほど独創的で表現力がある。ロパティンの不安気な旋律と音の急襲は、コニーの頭の中と思えるくらいの感覚を我々に与えてくれる。
– Vulture
ゴミ番組と、ドラッグ・カルチャーと、蛍光色が飛び散った夜間の撮影と、振動するシンセサイザーを混ぜ合わせた21世紀のファーストフード・ハイブリッド。ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーのすばらしいスコアに感謝だ。
– The Film Stage
70歳にして衰えを知らないイギー・ポップは、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンによる『グッド・タイム』サウンドトラックに収録された新曲で、死について考察している。この賛美歌のような楽曲は、終末と愛、超越についての陰鬱かつ輝かしい瞑想だ。ゆったりとしたピアノの音色は、ストリングスとシンセサイザーに溶け込み、幾重にも重なるコードの上を漂い、世界の全ての時間を支配する。低く、不気味な歌声で、イギーは「死、それは私を勇敢にする/死、それは私を揺らす」と歌い、“汚れのない人生を送ること、雲ひとつない空を見上げること”とはどのようなものかと想像する。しかしイギーはその答えを知っており「私はそこに辿り着かないだろう。それでも、いい夢だ」と語りかけるのだ。
– New York Times
11月公開の『グッド・タイム』試写に行ってきた。OPNによる劇伴がセリフをかき消すほどのバランス感で強烈。映画に必要なのはリアリティや整合性でなく、筆致なんだなと改めて思った。めちゃ面白かったです
— 高城晶平(髙城 晶平) (@takagikun) 2017年9月1日
グッド・タイム
2017.11.03(日) シネマート新宿ほか全国ロードショー
出演:ロバート・パティンソン『トワイライト』『ディーン、君がいた瞬間』、ベニー・サフディ(監督兼任)
ジェニファー・ジェイソン・リー『ヘイト・フルエイト』、バーカッド・アブティ『キャプテン・フィリップス』
監督:ジョシュア&ベニー・サフディ兄弟『神様なんかくそくらえ』