サントラはワンオートリックス・ポイント・ネヴァー！カンヌ受賞監督最新作『グッド・タイム』は11月公開！

東京国際映画祭グランプリ＆監督賞のW受賞を『神様なんかくそくらえ』で成し遂げたジョシュア＆ベニー・サフディ兄弟による最新作『グッド・タイム』が11月3日（祝・金）より全国公開！

本作の主演は、『トワイライト』シリーズや『ハリー・ポッター』シリーズで知られるロバート・パティンソン。ニューヨークの最下層で生き、投獄された弟を助けようともがく孤独な男コニーを演じ、カンヌ映画祭で“パティンソンの キャリア史上最高の演技”と称賛された。

また、クエンティン・タランティーノ監督作『ヘイトフル・エイト』のジェニファー・ジェイソン・リーも出演するクライム・スリラー作品となっている。

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーによるサントラ

『グッド・タイム』のサウンドトラックを手掛けるのが、なんと〈Warp Records〉の奇才ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー！　

本作品にて、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーは、本年度のカンヌ・サウンドトラック賞受賞し、映画の日本公開に先駆けて、先日〈Warp Records / Beat Records〉から、サウンドトラック・アルバム『Good Time Original Motion Picture Soundtrack』をリリースした。

収録曲にはイギー・ポップが参加している曲もある。

Oneohtrix Point Never – The Pure and the Damned (ft. Iggy Pop)

Know Waveよりコラボアイテムが登場

Supreme創成期のクルーの主催するインターネット・ラジオ「KNOW WAVE」のアパレルラインより、『グッド・タイム』とのコラボアイテムが登場。KNOW WAVEの公式サイトより購入可能となっている。

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監督のコメント

８年ほど前、ぼくらは音楽に、あるいはワンオートリックス・ポイント・ネヴァーその人に興味を持った。ぼくはいつもダンの音楽（特に初期の頃の）を、まだ作ってもいない映画のサウンドトラックとして想像していた。『GOOD TIME』でのコラボレーションから、それを取り巻く対話を通じて、ぼくらは深い友情と、もちろんこの色鮮やかでこの世のものとは思えないようなスコアを手に入れた。制作の前にダンとはコンセプトのことでよく話し合った。それがカンヌで花開くことになるとは……まるでハイレゾ・ファンタジーだね。
– ジョシュア・サフディ

ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーのコメント

ぼくはワクワクしながら、ミッドタウンにある兄弟のオフィスを訪ねた。そこには彼らが好きなものが何でもあって、まるで聖地みたいだった。巨大な『AKIRA』のポスターと『King of New York』が並んでたよ。二人はぼくに、特殊な映画に取り掛かるつもりだと言った。ぼくから見たサフディ兄弟は、非常に特異なことに取り組みながらも、伝統を尊重する監督だ。ジム・ジャームッシュやクエンティン・タランティーノ、レオス・カラックスといった監督を思い浮かべても、彼らは映画の歴史を愛するがゆえに映画制作そのものから遠ざかりがちだが、いずれにせよあの独特の個性を失うことはない。ぼくらに共通しているのは、傷ついてボロボロになったものに対する愛着と敬意だ。たぶんぼくらは今現在の歴史を守りたいという衝動を感じていると思う。昔の、ではなく。ぼくら自身の言葉でだ。
– ダニエル・ロパティン（ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー）