『真夏の夜のジャズ 4K』監督バート・スターンが撮影したルイ・アームストロングの秘蔵アー写が公開！

1958年夏、アメリカの瀟洒な避暑地で4日間に渡って行われた＜ニューポート・ジャズ・フェスティバル＞の模様を3台のカメラで捉えた『真夏の夜のジャズ 4K』が、ついに本日8月21日（金）に角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開を迎えた。この度、同作で圧巻のパフォーマンスを披露したサッチモことルイ・アームストロング（Louis Armstrong）を、監督バート・スターンが撮影したアーティスト写真が公開となった。

『真夏の夜のジャズ 4K』監督バート・スターンによるルイ・アームストロングのアー写が公開

今回公開されたのは、ジャズ界の巨星、ルイ・アームストロングが、トランペットを片手に満面の笑みを見せている写真。この一枚を捉えたバート・スターンは、『VOGUE』や『LIFE』などの有名雑誌をはじめ、一流企業の広告写真など幅広い分野で活躍し、マリリン・モンローの最後の写真を撮ったことでもその名が知られている。

そして豪華ミュージシャンが競演するステージはもちろんのこと、音楽を楽しむ人々や、同時期に行われたアメリカズカップのヨットレースなどが独自の視点で切り取られた『真夏の夜のジャズ』は、単なる音楽ドキュメンタリーにとどまらず、1950年代のアメリカ文化が鮮烈に伝わる傑作となっている。1999年には半永久的に保存すべき作品として、『ローマの休日』などとともにアメリカ国立フィルム登録簿にも登録された。

スターンにとって映画は未知の分野だったが、熱狂的なジャズファンだったこともあり、ニューポート・ジャズ・フェスティバルの発起人夫妻からの依頼を快諾する形で本作が完成したという。

若き天才写真家は、4日間にわたるジャズフェスティバルをどのように捉えたのか？　音楽、観客、ヨットレースといったさまざまな要素がバート・スターンならではの感性で表現されている映像は、映画ファンやジャズファンならずとも一度は見ておきたい作品だ。世界を沸かせた真夏の夜の祭典が、いま4Kで蘇る！　その全貌は是非劇場で。

映画『真夏の夜のジャズ 4K』予告編