奈良のまちと映画を楽しむ8日間！＜なら国際映画祭 for Youth 2022/なら国際映画祭 2022＞が開催決定

NPO法人「なら国際映画祭」が、今回新たに『STARTING with ZERO』と題し、原点回帰を行う映画祭を展開する。今年は、古都奈良であらゆる世代の方々に映画をお楽しみいただきたい、という思いから、＜なら国際映画祭 for Youth 2022＞閉幕と＜なら国際映画祭 2022＞の開催時期をつなぎ、今年初めて2つの映画祭が8日間にわたって開催される。

奈良で8日間にわたり国際映画祭が開催

本イベントでは、昨年から新たな名称となった、中高生を中心としたユースが主役の映画祭＜なら国際映画祭 for Youth 2022＞が9月17日（土）から19日（月・祝）に開催。そして、インターナショナルコンペや学生コンペティションをはじめ、カンヌ映画祭 2022の短編受賞作品などが揃い、2年に1度開催される＜なら国際映画祭 2022が9月19日（月・祝）から〜24日（土）に開催される。

＜なら国際映画祭 for Youth 2022＞

＜なら国際映画祭 for Youth 2022＞は、3つのプログラム「ユース映画制作ワークショップ」「ユース映画審査員」「ユースシネマインターン」で映画祭を盛り上げる、ユースが主役の映画祭。今年は、中心メンバーにこれまでのユースのプラグラム（13～18歳）で参加したメンバーで構成されたNIFFFY（Nara International Film Festival For Youth）実行委員会が発足されている。

＜なら国際映画祭 2022＞

＜なら国際映画祭＞とは、奈良の平城遷都1300年目となる2010年から、映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え、2年に1回開催されている国際映画祭。世界中の若手作家から映画作品を募集し、厳正な選考をくぐり抜けた名作たちが披露されるインターナショナルコンペティションや、国内外の学生が手掛けた映画・映像作品を対象にしたコンペティション、NARA-wave（ナラウェイブ）学生映画部門コンペティションをメインプログラムとして構成されている。

初日には、なら国際映画祭の受賞者が監督となり、奈良を舞台に映画を制作する、なら国際映画祭プロデュースの映画製作プロジェクト「NARAtive（ナラティブ）」の映画を初お披露目となる。

約40作品を奈良のまちで上映！

本祭のメインプログラムである、インターナショナルコンペティション、学生コンペに加え、Grand Voyage with AFRICAの作品や「カンヌ映画祭」とのパートナーシップが結ばれ、例年、その年の短編部門と「シネフォンダシオン（学生部門）」の受賞作品のみを集めたラインナップが上映。世界で注目を集める新進気鋭の若手作品が一挙に観ることができる貴重な機会となっている。また、令和4年で本土復帰50周年を迎える沖縄、この歴史的節目の年を記念し、今年は「沖縄特集」も行われる。

そして＜なら国際映画祭 2022＞皮切りの19日には、キャストに水川あさみ、三浦誠己を迎えた、なら国際映画祭プロデュース作品、NARAtive2022『霧の淵』がプレミア上映。さらに、会期中2つの映画祭と映画のロケ地となった奈良の町を楽しむ特別ツアーも初めて開かれることに。奈良のまちを舞台にさまざまな映画の楽しみ方が繰り広げられる期間、ぜひ現地にて体験してほしい。