Netflixがアメリカでサービスを値上げ、世界最大級のストリーミングサービスが始まって以来12年、5800万人の購読者（ストリーミング）にとってこれまで最も高くなってしまうようだ。
多くの海外メディアが予想しているのは、月額1ドルか2ドルの値上げ（2019年1月16日現在、1ドル＝108.68 円）。ベーシックとスタンダード、プレミアムの三種類に分かれている講読プランだが、一つのデバイスのみでの閲覧が可能なベーシックプランは8ドルから9ドルへ。2つのデバイスで使用可能になるスタンダードプランは11ドルから13ドルへ。4つのデバイスとより高い画質で楽しめるプレミアムプランは14ドルから16ドルとなる（アメリカのみならず、順次ラテンアメリカおよびカリブ海諸国にも）。
CNBCの報道によれば、既存の講読者には3ヶ月以内に、新規購読者はすぐにその値段が適応されるとのこと。値上げの理由については「より良いエンターテイメントを、より質の高いNetflixの体験を提供するため」とBuzzFeed News（海外版）に回答。
さらにBuzzFeed Newsは、ディズニーが自社のビデオストリーミングサービスをローンチさせ、Netflixとの連携を2019年に終了させることにも言及。また、ディズニーも含め、Amazon Primeなど、他社との競争の中で、Netflixのオリジナルコンテンツにより力を入れるためとも説明している。
気になるのは、今後日本でも値上がりが起こるのかということ。しかし、話題沸騰中のサバイバル・スリラー大作『バード・ボックス』や放送映画批評家協会賞で最多4冠を獲得したNetflixオリジナルコンテンツ『ROMA/ローマ』、待望のシーズン3が今夏に配信開始となる『ストレンジャー・シングス 未知の世界』など、そのクオリティーはお墨付き。今年はNetflixでどのようなオリジナル作品が生み出されるのか楽しみだ。
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