5月4日(水)~MAY THE 4TH「スター・ウォーズの日」~に、日本国内興収115億円超え、観客動員数736万人突破(3月25日付)の記録的大ヒットを成し遂げた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の、MovieNEX(初回限定版)が発売! また、カイロ・レンのベーシック・フィギュアや、スター・ウォーズ SPECIAL GUIDE BOOKなどが同梱された『プレミアムBOX』(数量限定)も発売。さらに、デジタル配信は4月27日(水)より開始されます。デジタル配信(購入)には、ボーナスコンテンツが付いています!

そしてこの度、アカデミー賞®受賞アーティストで、プロダクション・デザイナーのダグ・チャンから、本作の製作当時を振り返る貴重なコメントが到着しました! チャンは1995年から2002年までの間、ルーカス・フィルムの美術部門のトップとして『スター・ウォーズ』のプリクエルに携わっていました。2013年にはルーカス・フィルムに復帰し本作に携わり、現在は同社の副社長兼エグゼクティヴ・クリエイティヴ・ディレクターも務めています。

プロダクション・デザイナー ダグ・チャン コメント

僕たちにはジョージ(・ルーカス)と過ごした過去があったから、その経験からなんとか出発点を見つけて話を進めていった。そのとき集まって一緒にテーブルを囲んでいたグループは、この世界で最高のデザイナーたちだった。プロフェッショナルなビジュアルのレベルではなく、映画をサポートできるような、より深くてよりエモーショナルでより知的なレベルのデザインを、みんなで考えていったよ。

最も難しかった部分について
たくさんあるよ。『スター・ウォーズ』の製作はあらゆるレベルでチャレンジの連続だった。とてつもなく多くの期待を背負う作品だから。我々デザイナー自体が『スター・ウォーズ』の大ファンだから、ハードルは非常に高かった。自分も含め、ファンをがっかりさせたくなかったから。いろんな意味で自分のことを喜ばせるのは難しいことだよ。常に疑問がつきまとうから。

ジョージ・ルーカスとの仕事の違いについて
ジョージとの仕事の方が少し楽だった。なぜなら彼が常に最終的な判断を下していたから。彼がフィルターとなり、自分が求めるものをクレイジーなまでに探すことができた。彼が『スター・ウォーズ』に最適なものを見つけてくれることをわかっていたからね。

本作でジョージ・ルーカスがいなかった件について
あとは自分たち次第となる。どれだけ限界に挑まなければいけないか、どれだけデザインを推し進めないといけないかを、自分たちで考えさせられた。ただ、ジョージと仕事をしていた時、リスクを冒せば冒すほど、良いデザインが生まれることを学んだ。これは“スター・ウォーズ・ユニバース”だ。だから今回も、素晴らしいレベルの新しい監督とも仕事ができた。彼らのイメージは、観客を触発するような興味深くて素晴らしい『スター・ウォーズ』ユニバースに相応しいものだった。

J.J.について
どうすればストーリーがすごく良くなるか、よく理解していた。本作を撮るにあたり、彼は特に若い頃に観た『エピソード4』と同じようなフィルムメイキングと撮影を望んでいて、それは僕もまったく同じ考えだった。J.J.はすべてを構築し、映画と観客を強く結びつけるための素晴らしい能力を持っていた。彼は『エピソード4』が観客の心に訴求したのはどういう部分だったのかをよく理解していて、そのことに喚起されて新しいストーリーを語ったんだよ。

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